1月11~17日に東京体育館で平成27年度全日本選手権大会が開催され、日本一の座をめぐって7日間にわたって熱戦が繰り広げられる。大会初日は13時30分から開会式が行われ、昨年ランク(ベスト16)に入賞した選手たちが顔をそろえた。
全国の卓球ファンが待ち望んだ全日本卓球選手権大会の幕が開けた。
13時30分から行われた開会式には役員、選手、審判員らが参加した。日本卓球協会の前原専務理事の開会宣言、国会斉唱、藤重貞慶日本卓球協会会長があいさつを行い、前年度男女シングルスチャンピオンの水谷隼(beacon.LAB)、石川佳純(全農)による天皇杯・皇后杯の返還が行われた。その後、水谷隼が選手宣誓を行い、開会式が終了した。
開会式後は水谷、石川、福原愛(ANA)らの記者会見が行われた。
水谷は「今年はリオ五輪もあるので、全日本で勝利していい流れでスタートしたい。年を追うごとに、どんどん若手が出てきているので、それに負けないよう強さを見せつけたい」と今大会にかける意気込みを語った。
一方、石川は「全日本はハイレベルな大会なので、最後まで自分の力を出すこと、全力で戦うことを自分に言い聞かせながらプレーしたい」と語った。
また、福原は「去年はけがで出場できなかったので、まず、開会式に参加できてうれしく思う。全日本はすべての選手に勝つという気持ちでないと勝てない。一戦一戦戦って優勝を目指したい」と、昨年のけがでの欠場を振り返り、今年にかける思いの強さを口にした。
日本最高峰のプレーが繰り広げられる全日本選手権大会。その熱戦の模様をぜひ、会場でご覧ください。
詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://japantabletennis.com/zennihon2016/
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2015/
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全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。