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全日本卓球2016 注目の張本がジュニア男子3回戦に登場

1月11~17日まで平成27年度全日本選手権大会が開催されている。大会2日目は男子ダブルス1~2回戦、女子ダブルス1~2回戦、混合ダブルス2~3回戦、ジュニア男子2~3回戦が行われる。ジュニア男子3回戦には今大会注目の張本(仙台ジュニアクラブ)が登場した。

張本はバックハンドを軸にしてゲームの流れをつくった
上位進出が予想される木造も次ラウンド進出
伊丹は強烈なドライブ攻撃が光った
宇田は攻撃的な卓球で、3回戦も突破

 昨年のベスト8を超える成績が期待される張本は松田(長田高)と対戦。試合前から多くの報道陣がコートを囲み緊張感がある中だったが、序盤から緩急をつけた丁寧なプレーで得点を重ねた。相手との点差が離れると鋭いバックハンドドライブを見せるなど、自らのペースをつくり出し試合を優位に進めた。第1ゲームの最後は松田の強打に対して、巧みなブロックでコースを変えるプレーで得点を挙げた。第2ゲームは松田に対応される場面もあり、ジュースまでもつれたが、勝負どころで相手に得点を許さない強さを見せて勝利に王手をかけた。これで流れをつかんだ張本は、第3ゲームは相手の連打に対して距離をとってブロックするなど最後まで落ち着いたプレーを見せて勝利。会場中の視線が集まる中、4回戦進出を果たした。

 1年生ながら昨年のインターハイで2位に入賞し、今大会も上位進出候補の木造(愛工大明電高)は初戦ということもあり、エンジンがかかりきっていない面も見られたが、粘りを見せる蛭田(希望が丘高)を振り切って勝利を収めた。

 昨年ベスト4の伊丹は佐藤(東京学館浦安高)と対戦し、ストレートで勝利。終盤ミスが目立つ場面もあったが、相手の返球をフルスイングで振り抜く力強い卓球が光り、4回戦へと駒を進めた。

 1回戦から爆発的な攻撃力を見せている宇田は3回戦の西村戦(浜松修学舎高)でもその力を発揮した。相手のサービスを一発で打ち抜くチキータやシュートドライブなど多彩なドライブで両コーナーを打ち分けて3対0で勝利。ミスもあるが、攻撃的な卓球は鮮やかに勝利した。このほか、出雲(遊学館高)、松山(愛工大名電高)ら、シード選手も勝ち上がりを見せた。

 なお、ジュニア男女の4回戦は明日、1月13日(水)の10時から行われる予定。


詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://japantabletennis.com/zennihon2016/
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2015/

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全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。

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