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世界卓球2016クアラルンプール4日目 ドイツ笑顔なき勝利。上位トーナメントに進めず

世界卓球2016クアラルンプール(2月28日~3月6日)の4日目は、第1ステージの最終試合が行われ、決勝トーナメントに進出する各グループの上位3チームが決定する。13時から行われた男子グループBと女子グループCの試合の結果、男子はフランス、女子はシンガポールの1位通過が決まった。一方、世界卓球2014等強で銀メダルを獲得したドイツはスウェーデンに勝利するも、スウェーデン、イングランドとの3者間での対戦成績により、上位トーナメントに進めず。下位トーナメントへ回ることになった。
 

ドイツは本来の力を発揮できず、4位となった

フランスは全勝で1位通過を決めた

オランダとの激闘を制したシンガポールが全勝で1位抜け

ユ・メンユは5番でリ・ジャオを破った

<男子グループB>
1位 フランス
2位 スウェーデン
3位 イングランド
4位 ドイツ
5位 デンマーク
6位 マレーシア

<女子グループC
1位 シンガポール
2位 オランダ
3位 ウクライナ
4位 ポーランド
5位 ベラルーシ
6位 フランス

男子グループBはフランスが全勝で首位通過を決めた。左利きのルベッソン、右利きのS.ゴズィーを中心に勝ち星を重ねた。2人はドイツ戦でボルから勝利を挙げるなど、大会を通してよい状態を維持している。スウェーデンとの全勝対決でもを2人で3点を挙げており、決勝トーナメントでの戦いにも注目が集まる。2位にはスウェーデンが入った。ジェレル、K.カールソン、M.カールソンとチーム全体の総合力の高さで勝ち上がった。新鋭・ケルベリも大舞台で力を発揮するなど、若手の活躍も光っている。3位のイングランドは上位トーナメント進出を左右するドイツ戦でドリンコール、ピッチフォード、ウォーカーの3選手が得点を挙げて勝利。3位の座をつかんだ。
一方、世界卓球2014東京で銀メダルを獲得したドイツはスウェーデンに勝利したものの、勝敗で並んだスウェーデン、イングランドとの3者間での対戦成績により4位となった。ドイツは腰のけがでオフチャロフを欠く中で大会に挑んだが、頼みのボルが体調不良で本来の力を発揮できず敗戦を喫するなど、歯車が噛み合わなかった。

女子グループCはシンガポールが1位の座を死守した。全勝で迎えたオランダとの一戦は、1番でエースの馮天薇がリ・ジャオの鉄壁のプレーの前に敗戦し、いやな流れとなったが、ユ・メンユが2得点を挙げてチームの1位通過を決めた。ユ・メンユは2対2で迎えたリ・ジャオとの対戦で、左右への揺さぶりに必死のプレーで食らいついて得点するなど、粘りのプレーで勝利を収めた。一方のオランダは逆転での1位通過を狙ったが、シンガポールを崩すには至らず。リ・ジャオは鉄壁のブロックに綻びが見え、5番で敗戦を喫した。ビレンコ、ガポノバと2枚のカット主戦型を擁するウクライナはポーランドに競り勝って3位に入った。
 


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今大会の模様は卓球レポート4月号(3月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2016クアラルンプール/公式サイト(英語):http://www.perfectwttc2016.com.my/
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2016クアラルンプール(英語):
http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2587&category=WTTC

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