世界卓球2016クアラルンプール(2月28日~3月6日)の4日目は、第1ステージの最終試合が行われ、決勝トーナメントに進出する各グループの上位3チームが決定する。19時30分から行われた男子グループAと女子グループBの試合の結果、男子は中国、女子は日本が1位通過を決めた。
日本は石川(写真)、福原のダブルエースがチームを引っ張る
<男子グループA>
1位 中国
2位 朝鮮民主主義人民共和国
3位 オーストリア
4位 チェコ
5位 中華台北
6位 ギリシャ
<女子グループB>
1位 日本
2位 朝鮮民主主義人民共和国
3位 ドイツ
4位 チェコ
5位 タイ
6位 ブラジル
男子グループAは中国が順当に1位突破。馬龍、許昕、張継科、樊振東、方博の強力布陣で大会8連覇を狙う絶対王者は予選で相手を寄せ付けない試合を見せた。中国に続く2位通過を果たしたのは朝鮮民主主義人民共和国。初戦の中華台北戦、最終戦のチェコ戦は5番までもつれたが、いずれの試合もチェ・イルが最後を締めてチームを上位トーナメント進出へと導いた。R.ガルドシュ、陳衛星、シュラガーといったベテランがチームを引っ張るオーストリアは3位で上位トーナメント進出を決めた。
女子グループBは日本、ドイツ、朝鮮民主主義人民共和国が4勝1敗で並んだが、得失点差の結果、日本が1位で予選を終えた。日本はドイツ戦こそ敗戦を喫したが、石川、福原の両エースを軸にした戦いで4試合連続ストレート勝ちをするなど、開幕から勝利を重ねて上位トーナメントに進出した。2位の朝鮮民主主義人民共和国はリ・ミョンスン、キム・ソンイのカット主戦型2枚に左利きのリ・ミギョンの布陣で予選を突破。ドイツはP.ゾルヤが日本戦で2得点を挙げるなど、エースとしての役割を果たして、チームを上位トーナメント進出へと導いた。
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今大会の模様は卓球レポート4月号(3月20日発売)に掲載
公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2016クアラルンプール/公式サイト(英語):http://www.perfectwttc2016.com.my/
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2016クアラルンプール(英語):
http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2587&category=WTTC