男子ダブルス1回戦では第1シードの森薗政崇/大島祐哉(明治大/ファースト)がカルデラーノ/ツボイ(ブラジル)に敗れる波乱があった。森薗/大島は出足からリードを許す苦しい展開が続いた。第3ゲームこそ取り返したものの、第4ゲームは再びブラジルペアに流れをつかまれて敗戦を喫した。このほか、日本勢では丹羽孝希/吉村真晴(明治大/名古屋ダイハツ)がフロール/ルベッソン(フランス)に3対1で勝利。オリンピックでもペアを組むことが予想される2人だが、接戦での勝負強さを見せて勝利を手にした。馬龍/許昕(中国)、樊振東/張継科(中国)の中国ペアも準々決勝進出。樊振東/張継科は最終ゲームまでもつれる苦しい展開になったが、勝利を収めた。
<男子ダブルス1回戦>
カルデラーノ/ツボイ(ブラジル) 9,4,-7,4 森薗政崇/大島祐哉(明治大/ファースト)
ケルベリ/K.カールソン(スウェーデン) 途中棄権 アポロニア/フレイタス(ポルトガル)
荘智淵/黄聖盛(中華台北) 5,7,8 ジェレル/M.カールソン(スウェーデン)
鄭栄植/李尚洙(韓国) -6,3,9,9 シバエフ/ウラソフ(ロシア)
馬龍/許昕(中国) 9,3,8 江天一/黃鎮廷(香港)
丹羽孝希/吉村真晴(明治大/名古屋ダイハツ) 8,8,-9,9 フロール/ルベッソン(フランス)
何鈞傑/唐鵬(香港) 9,4,2 Ni.アラミヤン/No.アラミヤン(イラン)
樊振東/張継科(中国) 4,7,-8,-7,2 陳建安/江宏傑(中華台北)
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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