<女子ダブルス決勝>
丁寧/李暁霞(中国) 7,7,9 劉詩雯/朱雨玲(中国)
丁寧/李暁霞は準決勝の鄭怡静/黄怡樺(中華台北)をフルゲームの末に決勝進出。対する劉詩雯/朱雨玲は息のあったプレーで難なく決勝へと勝ち上がった。
中国ペア同士による一戦となった決勝は、丁寧/李暁霞が第1ゲームのスタートから5-1と大きくリードを広げた。劉詩雯/朱雨玲の巻き返しにあい6-6とされたが、朱雨玲のストップレシーブを李暁霞が台上で強打するプレーなどで点差を離した。長いラリー戦では丁寧/李暁霞が威力のあるドライブで劉詩雯/朱雨玲を押し込み、11-7でゲームを先取した。
第2ゲームも丁寧/李暁霞が序盤で5-1とリード。圧巻の攻撃力で劉詩雯/朱雨玲を突き放した。このゲームでは劉詩雯/朱雨玲のドライブミスも目立ち、丁寧/李暁霞が11-7でゲームを連取した。
第3ゲームは1-0の場面で李暁霞がサービスに対してループドライブを打とうした際に、台にラケットをぶつけてしまい、試合が一時中断。李暁霞はラケットの破損によって、スペアラケットで試合に臨むことになった。長い間が空いて試合が再開されたが、丁寧/李暁霞はその後もペースを乱すことなくゲームの主導権を握った。両者ともにシングルスのように力強い攻撃で攻め立てるなど、攻撃力の高さを見せて劉詩雯/朱雨玲を追い込んだ。劉詩雯/朱雨玲は相手ペアの強打に対抗する場面もあったが、ドライブの精度に欠き、ゲームを奪うことはできず。11-9で丁寧/李暁霞がストレート勝ちを収めた。
丁寧、李暁霞は中陣での大きなラリー戦で強さを発揮するなど、シングルス同様に力強いプレーでゲームを優位に進め、チャンピオンの座を射止めた。
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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