世界卓球2017デュッセルドルフ(4月26日~5月3日)2日目は各種目の予選が終了し、混合ダブルスの決勝トーナメント1回戦がスタート。日本から出場した吉村/石川、田添/前田はともにストレート勝ちで2回戦へと駒を進めた。
<混合ダブルス1回戦>
吉村/石川 8,2,12,-5,5 カーニン/トリゴロス(ベラルーシ)
田添/前田 4,4,5,7 ディヤス/グリボウスカ・フランク(ポーランド)
前回大会で銀メダルを獲得した吉村/石川ペアはカーニン/トリゴロス(ベラルーシ)と対戦。第1ゲームは吉村のサービスの展開から効果的に得点を決めてリードを広げ、第1ゲームを先制した。続く第2ゲームは石川のサービスから、吉村が3球目を決める形で得点を重ねて11-4でゲームを奪取。第3ゲームはラリーが続く場面もあったが、日本ペアが力強い強打でラリー戦を制して3ゲームを連取した。第4ゲームは石川のサービスが効いて終始、相手ペアを圧倒。最後は吉村が鋭いバックハンドドライブを決めて2回戦進出を決めた。
初出場となる田添/前田はディヤス/グリボウスカ・フランク(ポーランド)と対戦し、4対0で勝利。全日本混合ダブルスを3度制した実力ペアが初の世界卓球でも力を発揮して初戦を突破した。
このほか、第1シードの李尚洙/梁夏銀(韓国)はストレート勝ちで2回戦進出。周雨/P.ゾルヤ(中国/ドイツ)の国際ペアはチョドリ/チャン・リリー(アメリカ)にラリー戦で打ち負けるなど、苦しい展開となったが、終盤は周雨の強打が光り、フルゲームの激闘を制した。なお、混合ダブルス2回戦はこのあと21時15分(日本時間:4時15分)から行われる。
今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載
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世界卓球2017デュッセルドルフ/公式サイト(英語):http://www.wttc2017.com/en.html
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2017デュッセルドルフ(英語):
http://www.ittf.com/tournament/2705/world-table-tennis-championships/