世界卓球2017デュッセルドルフは各種目の予選が終了。女子シングルス決勝トーナメント1回戦の組み合わせが確定した。
4月に行われたアジア選手権大会で中国選手に3連勝して頂点をつかみ、今大会でも上位進出が期待がされる平野は、準決勝まで中国選手と当たらない組み合わせとなった。平野は1回戦でオシャナイケ(ナイジェリア)と対戦し、勝ち進むと準々決勝で馮天薇(シンガポール)と戦うことが予想される。
石川と佐藤は丁寧(中国)のブロックに入った。石川は1回戦でクマハラ(ブラジル)、佐藤は1回戦でA.ムケルジー(インド)と戦い、両者が順当に勝ち上がると、4回戦で対戦する。前回大会でベスト8と躍進を遂げた伊藤は朱雨玲(中国)のブロックに入った。伊藤は1回戦でグイ・リン(ブラジル)と対戦し、勝ち進むと4回戦(ベスト8決定戦)で朱雨玲と対戦することが濃厚だ。世界卓球初出場となる加藤は劉詩雯(中国)のブロックに入った。加藤は1回戦でツァン・シャン(スペイン)と対戦。勝ち進むと3回戦で梁夏銀(韓国)との対戦が予想される。
このほか、世界女王・丁寧は勝ち進むと3回戦でカット主戦型のリ・ジエ(オランダ)と対戦することが予想される。大会前の練習では入念にカット打ちをしており、3回戦が1つのヤマになるだろう。悲願の初優勝を狙う劉詩雯は徐孝元(韓国)やキム・ソンイ(朝鮮民主主義人民共和国)といったカット選手がそろうブロックに入った。また、中国選手で唯一予選からの出場となった木子は、鄭怡静(中華台北)のブロックに入った。
今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載
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世界卓球2017デュッセルドルフ/公式サイト(英語):http://www.wttc2017.com/en.html
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2017デュッセルドルフ(英語):
http://www.ittf.com/tournament/2705/world-table-tennis-championships/