メダル獲得をかけて行われた男子ダブルス準々決勝には、森薗/大島、丹羽/吉村が臨み、両ペアともに準決勝進出を決めた。
<男子ダブルス準々決勝>
森薗/大島 6,9,10,-8,11 陳建安/廖振珽(中華台北)
丹羽/吉村 8,8,6,8 プラトノフ/サムソノフ(ベラルーシ)
鄭榮植/李尚洙(韓国) -10,5,5,9,9 シバエフ/スカチコフ(ロシア)
樊振東/許昕(中国) -8,-4,2,4,-8,1,5 何鈞傑/黄鎮廷(香港)
丹羽/吉村はプラトノフ/サムソノフ(ベラルーシ)と対戦。第1ゲームから丹羽、吉村のサービスが効果的に決まってゲームをリード。11-8で先制点を奪った。第2ゲームは中盤まで一進一退の攻防が続いたが、吉村のサービスと丹羽のチキータレシーブからの展開で得点を重ねてリード。要所をきっちりと締めて2ゲームを連取した。第3、第4ゲームもバック側深くにレシーブを送いで相手の強打を防ぐなど、流れを渡さなかった丹羽/吉村がストレート勝ちでメダル獲得を確定させた。
森薗/大島は陳建安/廖振珽(中華台北)と対戦。第1ゲームは台上でストップの応酬が続く場面が見られたが、台上技術で相手ペアを上回った森薗/大島が11-6でゲームを先制。第2ゲームは7-9と終盤までリードを許す展開となったが、接戦の中で相手の強打を防ぐなど、厳しいプレーを見せた日本ペアが11-9で制した。続く第3ゲームは5-10と大きくリードを許すがここから台上のボールを先に攻める展開で形成を逆転7連続得点でゲームを奪った。
続く第4ゲームを中華台北ペアに奪われて迎えた第5ゲームは9-4とリード。ここで勝利を意識したか相手に連続得点を許してジュースに追いつかれるが、最後は12-11から大島がチキータを決めて勝利。前回大会で惜しくもメダルを逃した2人が悲願を達成した。
今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載
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