ベスト4進出をかけた女子ダブルス準々決勝にはカットペアの橋本/佐藤が登場。鄭先知/林珈芝(中華台北)と対戦した。
第1ゲームは日本ペアが序盤から積極的に攻撃を織り交ぜるプレーでリード。終盤は中華台北ペアのつなぎに対して失点をするケースが増えたが、橋本のカットから鄭先知のミスを誘い、11-9でゲームを先制。
第2ゲームは粘り強くカットでしのぎながらも相手の甘い攻撃にはドライブで反撃するなど、幅の広いプレーでゲームの主導権を握る。終盤は中華台北ペアの粘りにあったが、要所を締めて2ゲームを連取した。
第3ゲームは佐藤の深いツッツキから相手のミスを誘うなど厳しいプレーで日本ペアがリード。終盤は橋本がバックハンド強打を決めるなど、最後まで試合の主導権を握り続けた日本ペアが3対0で中華台北ペアに勝利。準決勝進出を決めた。
このほか、陳幸同/孫穎莎(中国) は陳可/王曼昱(中国)との同士打ちを制して4強入り。また、陳思羽/鄭怡静(中華台北)、田志希/梁夏銀(韓国)とアジアの強豪がベスト4に勝ち残った。
<女子ダブルス準々決勝>
橋本/佐藤(ミキハウス) 9,9,8 鄭先知/林珈芝(中華台北)
陳幸同/孫穎莎(中国) 4,-10,8,7 陳可/王曼昱(中国)
陳思羽/鄭怡静(中華台北) 6,7,6 ハン・イン/シャン・シャオナ(ドイツ)
田志希/梁夏銀(韓国) -9,6,8,-7,5 サマラ/スッチ(ルーマニア)
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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