女子ダブルス決勝では早田/伊藤(日本)が陳夢/朱雨玲(中国)と対戦。中国ペアがゲームカウント4対0で勝利を収めて初優勝を果たした。
陳夢/朱雨玲が日本ペアを破って初優勝
中国ペアは勝負どころでの厳しい攻めが光った
日本ペアは各ゲームともに接戦を繰り広げたが一歩及ばず
<女子ダブルス決勝>
陳夢/朱雨玲(中国) 8,8,8,9 早田/伊藤(日本)
今年6月の中国オープン、11月のスウェーデンオープンに続く3回目の対戦となった両ペアによる決勝は出足、日本ペアが中国ペアの両サイドを的確に突く攻撃で終盤までリード。是が非でも先制点が欲しいところだったが、中国ペアはここぞという場面で粘りのラリーを見せて得点。リードをしながらも逆転で先制点を奪われた。
第2ゲームは朱雨玲のサービスが甘くなったところを伊藤がフォアハンドで攻めるなど、レシーブから良い展開をつくったが、ラリー戦で強さを見せる中国ペアがゲームを連取。
第3ゲームからは伊藤/早田の前陣での攻撃に対して、中国ペアが台から距離を取って対応。中陣から回転量の多いドライブで日本ペアのミスを誘ってゲームをリードする。一方の日本ペアはリスクを背負って攻撃するもミスが目立ち、ゲームを奪うことができず。
第4ゲームも終盤まで競った展開が続くもあと一本を奪うことができず、敗戦。ラリー戦の中でもう一本多く返せていれば得点につながるというようなシーンも見られただけに悔しさの残る敗戦となった。
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今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。