ベスト8進出をかけたジュニア女子5回戦では長﨑美柚、木原美悠(ともにJOCエリートアカデミー)、塩見真希(四天王寺高)らシード選手がベスト8へと名乗りを挙げた。
長﨑はカット主戦型の相馬夢乃(新発田ジュニア)と対戦。変化を付けたカットで粘り強い相馬をフォアハンド強打で打ち破り、ベスト8入りを決めた。木原は小畑美菜(横浜隼人高)と対戦。ノーシードから勝ち上がった小畑の緩急をつけたドライブに対してミスが目立った木原。第1ゲームを先制される苦しい立ち上がりとなった。しかし、ここで簡単に崩れないのが木原の強みだ。第2ゲームからは得意のバックハンドの展開で相手のミスを誘うなど、しっかりと対応して逆転勝ち。ベスト8進出を果たした。
第2シードの塩見は中田玲奈(愛み大瑞穂高)と対戦。表ラバーでのフォアハンド強打を軸に得点を重ねてストレート勝ちを収めた。このほか、出雲美空(遊学館高)は野村萌(愛み大瑞穂高)にストレート勝ち。岡崎日和(川口)は赤江夏星(卓栄Kid's)をフルゲームの末に破りベスト8入り。苦しみながらも勝利を手にした。このほか、ジュニア女子の結果は以下の通りになっている。
<ジュニア女子5回戦>
長﨑美柚(JOCエリートアカデミー) 3-1 相馬夢乃(新発田ジュニア)
出雲美空(遊学館高) 3-0 野村萌(愛み大瑞穂高)
岡崎日和(川口総合高) 3-2 赤江夏星(卓栄Kid's)
大藤沙月(ミキハウスJSC) 3-0 山本真由(就実高)
菅澤柚花里(ミキハウスJSC) 3-1 荒井和夏葉(横浜隼人中)
木原美悠(JOCエリートアカデミー) 3-1 小畑美菜(横浜隼人高)
千葉菜月(遊学館高) 3-1 原田季佳(山陽女子高)
塩見真希(四天王寺高) 3-0 中田玲奈(愛み大瑞穂高)
詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://www.japantabletennis.com/zennihon2018
卓レポ.comでは、連日の熱戦の模様をウェブサイトとツイッター(http://twitter.com/takurepo)で配信します。
全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。