ジュニア女子準々決勝では長﨑美柚（JOCエリートアカデミー）らが勝利してベスト4入りを決めた。
長﨑は出雲美空（遊学館高）と対戦。コースを突いたバックハンドを主体に2ゲームを連取した長﨑。このまま一気に勝ち切るかと思われたが、第3ゲームからは出雲が長﨑の強打に対して距離をとって対応し、2ゲームを取り返した。苦しい展開となった長﨑だが、最終ゲームは緩急をつけた攻撃で出雲をリードして勝利。昨年のファイナリストが苦しみながらもベスト4へと名乗りを挙げた。
木原美悠（JOCエリートアカデミー）は菅澤柚花里（ミキハウスJSC）と対戦。菅澤のループドライブに対してミスが出る場面もあったが、2対1で迎えた第4ゲームは8-10から逆転で勝利。準決勝へと駒を進めた。
木原と同じ中学1年生の大藤沙月（ミキハウスJSC）は岡崎日和（川口総合高）と対戦。第1ゲームこそジュースの接戦を落としたが、第2ゲーム以降は岡崎を左右に揺さぶる展開で逆転勝ちを収めた。敗れた岡崎は「自分の卓球ができず守りに入ってしまった。1ゲーム目のジュースをとれたのは良かったが、次のゲームがダメでした。1度対戦したことがありましたが、今回のほうが厳しかったという印象です。スーパーシードということで1試合ずつ負けないように戦ってきてベスト8まで進めたことは良かったと思います」と大会を振り返った。
塩見真希（四天王寺高）は千葉菜月（遊学館高）と対戦。序盤はピッチの速いラリーで得点を重ねた塩見。ラリーの中での落ち着きが光り、ストレート勝ちで4強入りを果たした。
＜ジュニア女子準々決勝＞
長﨑美柚（JOCエリートアカデミー） 8，5，-9，-6，9 出雲美空（遊学館高）
大藤沙月（ミキハウスJSC） -17，2，6，6 岡崎日和（川口総合高）
木原美悠（JOCエリートアカデミー） 6，-8，8，10 菅澤柚花里（ミキハウスJSC）
塩見真希（四天王寺高） 5，8，9 千葉菜月（遊学館高）
長﨑は苦しみながらも出雲を破って4強入り
木原は菅澤に勝利して初の準決勝進出
大藤は豪快なフォアハンドで岡崎に勝利
塩見は落ち着いた試合運びで勝ち上がった
詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会：http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球（特設サイト）：http://www.japantabletennis.com/zennihon2018
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