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全日本卓球2018 水谷、張本らがベスト8へ

ベスト8入りをかけた男子シングルス6回戦では王者・水谷隼(木下グループ)、張本智和(JOCエリートアカデミー)、松平健太(木下グループ)らが準々決勝進出を決めた。


 水谷は田添健汰(専修大)と対戦。互いに1ゲームずつを取り合う形となったが、第3ゲームからは水谷が台上プレーで田添をリード。立て続けに3ゲームを連取して4対1で勝利を収めた。10度目の優勝に向けて好プレーを見せる水谷。明日の準々決勝では神巧也(シチズン時計)と対戦する。


 その水谷の対抗として目されている張本は定松祐輔(中央大)にストレート勝ち。第1ゲームこそジュースにもつれたが、第2ゲーム以降は持ち味の早い打球点を捉えた両ハンドでゲームを支配した。張本は明日の準々決勝で大島祐哉(木下グループ)と対戦する。


 松平健太は田添響(専修大)に勝利。宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)、平野友樹(協和発酵キリン)と、スーパーシードの選手を破ってきた田添を寄せ付けずにベスト4に進出した平成26年度大会以来のベスト8入りとなった。明日の準々決勝では兄の松平賢二(協和発酵キリン)と対戦する。兄弟対決はどのような展開になるか。白熱の試合を期待したい。


 このほか、渡辺裕介(明治大)は吉田雅己(協和発酵キリン)とのゲームオールの試合を制して初のベスト8進出。森薗政崇(明治大)は好調の岸川聖也(ファースト)を破った。明日の準々決勝ではダブルスでもペアを組んだ渡辺と対戦する。

 

<男子シングルス6回戦>
水谷隼(木下グループ) 4-1 田添健汰(専修大)
神巧也(シチズン時計) 4-2 藤村友也(日鉄住金物流)
松平賢二(協和発酵キリン) 4-0 龍崎東寅(明治大)
松平健太(木下グループ) 4-0 田添響(専修大)
森薗政崇(明治大) 4-0 岸川聖也(ファースト)
渡辺裕介(明治大) 4-3 吉田雅己(協和発酵キリン)
大島祐哉(木下グループ) 4-1 上村慶哉(早稲田大)
張本智和(JOCエリートアカデミー) 4-0 定松祐輔(中央大)

 

水谷は10度目の優勝に向けて順当に勝ち進んだ

張本は気迫全開のプレーで8強へ

渡辺は吉田との打撃戦を制して初のベスト8入り

森薗は好調の岸川に勝利

神は藤村との日本リーガー対決を制した

 

詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://www.japantabletennis.com/zennihon2018

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全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。

 

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