男子ダブルスの4回戦から決勝が行われ、田中/加山(愛工大名電)が優勝した。
田中(右)/加山が昨年2位の悔しさをリベンジ!
気迫でハイレベルな同士討ちを乗り切った
男子ダブルスは昨年のファイナリストで第1シードの田中/加山(愛工大名電)が、そのの実力をいかんなく発揮。準決勝、決勝と同士討ちが続いたが、気迫と技術力の高さで乗り切った。田中のミスの少ない的確なコース取りと、加山の両ハンドからのパワードライブがよくかみ合っていた。
二人は昨日行われた学校対抗3回戦で慶誠(熊本)ペアに敗れているが、「昨日の夜、気持ちを切り替えて明日の朝から頑張ろうと加山と話し合った」と田中が話すように、見事な修正能力を見せて優勝へと突き進んだ。
●田中佑汰のコメント
「去年決勝で負けてしまったので、そのリベンジができて本当にうれしいです。(学校対抗3回戦で慶誠ペアに負けて)昨日終わった時点でもう1回気持ちを切り替えて明日から頑張ろうと加山と話し合って、それが実現できてよかったです」
●加山裕コメント
「去年決勝で負けてすごく悔しかったので、そのリベンジができてうれしいです。(自分たちのプレーの持ち味は)相手に向かっていく気迫です」
田原(右)/曽根は鋭い攻撃で勝ち上がった
2位の田原/曽根(愛工大名電)は、切れ味鋭い両ハンドで、中橋/星(鶴岡東)に打ち勝ち決勝進出。決勝では、田中/加山の厳しいプレーの前に涙をのんだ。
チキータとバックハンドが光った橋本(後ろ)/横谷
中橋(左)と星はラリーに抜群の強さを見せた
3位には、チキータとバックハンドドライブが際立っていた橋本/横谷(愛工大名電)と、打ち合いに強さを見せた中橋/星(鶴岡東)が入った。
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(写真=佐藤孝弘 文=猪瀬健治)