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全日本卓球2019 ジュニア男子3回戦で松島がスーパーシードの濵田を撃破

丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催されるている平成30年度全日本選手権大会。2日目はジュニア男子は2~3回戦が行われ、松島輝空(木下グループ)が3回戦で全中2位の濵田一輝(愛知工業大名電中)を破る金星を挙げた。

小学生離れしたテクニックとメンタルで快進撃を続ける松島

濵田は懸命のプレーでボールに食らいついたがわずかに及ばず


 ジュニア男子2回戦で高い攻撃力の河合(湘南工科大附属高)を絶妙のコース取りで破った松島は、3回戦で全中2位の濵田一輝と対戦。メリハリの利いた攻守でリスクを負わずに得点を重ねる濵田に第1ゲームを奪われるも、松島は持ち前の打球点の早いバックハンドからの展開で2ゲームを連取して逆転。濵田も集中力の高いプレーでフォア側の遠いボールにも攻撃的に対応して、第4ゲームを返し、最終ゲームへ。最終ゲームは序盤、濵田がリードする展開になったが、小学生とは思えない集中力で逆転。一方の濵田は勝負を意識しすぎたか、勢いが陰を潜め、あえなく初戦敗退となった。
 松島は目標のメダルまであと3勝と迫った。4回戦で平賀(明豊高)と対戦。

第1シードの宇田は昨年からの好調をキープ

第2シードの戸上は初戦からエンジン全開のプレー


 昨年末に行われた世界卓球2019ブダペストの第一次選考会を見事に通過した、第1シードの宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)と第2シードの戸上隼輔(野田学園高)が初戦となった3回戦を突破した。
 宇田はチキータからの両ハンドドライブで得点を重ねて加藤渉(益子卓球ジュニアクラブ)にストレート勝ち。戸上はラブオールから足もよく動き、切れのあるプレーで坂本椋(富田高)を完封。状態の良さを思わせる内容で初戦を勝利で飾った。

昨年ベスト8の宮川昌大(野田学園高)は気迫のプレーで初戦を突破


優勝候補の1人、手塚崚馬(明徳義塾高)。スマッシュでジュニアの頂点を目指す

センスフルなプレーで優勝を狙う篠塚大登(愛知工業大名電中)

持ち前の爆発力で一気に駆け上がるか、曽根翔(愛知工業大名電中)

ペンホルダーのカデット王者、前出陸杜(松生TTC)はアグレッシブな連続攻撃が光った


(文・写真=佐藤孝弘)

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詳しい試合の結果は大会公式サイトでご確認ください。
全日本卓球:http://www.japantabletennis.com/zennihon2019/

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