LION卓球ジャパンオープン荻村杯札幌大会が北海道札幌市の北海きたえーる(北海道立総合体育センター)で開催。
4日目は女子ダブルスの準決勝が行われ、孫穎莎/王曼昱(中国)、陳夢/劉詩雯(中国)が決勝へ勝ち上がった。
木原(右)/長﨑は世界王者ペアに肉薄!
日本の若手ペアを振り切り、安堵の表情を浮かべる孫穎莎(右)と王曼昱
陳夢(左)と劉詩雯はさすがの攻撃力を見せた
陳思羽/鄭先知はなんとか1ゲームを奪ったがあとが続かず
●女子ダブルス準決勝
孫穎莎/王曼昱(中国) -9,3,9,-6,6 木原美悠/長﨑美柚
陳夢/劉詩雯(中国) 5,3,-9,6 陳思羽/鄭先知(中華台北)
「組むたびにコンビネーションとコミニュケーションがよくなっている」と口をそろえる木原美悠/長﨑美柚は、世界卓球2019ブダペスト王者の孫穎莎/王曼昱(中国)と対戦。木原がフラット系のボールでチャンスをつくり、長﨑が高速のバックハンドドライブで続く連係でゲームオールの大接戦を演じた。「中国選手は大事なところでミスをしない」と試合後、二人が振り返ったように、最後はミスの出ない中国ペアにかわされたが、ポテンシャルの高さを世界に示した。
一方、勝った孫穎莎/王曼昱は日本ペアの勢いにやや受け身に立たされたが、最後は地力を見せ、世界王者ペアとしての面目を保った。
もう一方の準決勝は、陳夢/劉詩雯(中国)が世界卓球2019ブダペスト女子シングルス1位、2位の力を見せて順当勝ち。敗れた陳思羽/鄭先知も中国ペアの猛攻をカウンターして見せ場をつくったが、力及ばなかった。
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なお、詳しい試合の結果は大会公式サイトでご確認ください。
ITTF(国際卓球連盟):https://www.ittf.com/tournament/5005/2019/2019-ittf-world-tour-japan-open/
(写真=佐藤孝弘、文=猪瀬健治)