令和元年度秋季関東学生卓球リーグ1部が9月4日~13日(港区スポーツセンター、和光市総合体育館、所沢市民体育館)で開催。
女子1部は、青山学院大が平成12年度の秋季大会優勝以来、19年ぶりの優勝を飾った。
【女子1部優勝】青山学院大
女子1部の最終戦は第5戦で中央大、第6戦で早稲田大と優勝候補を連破した青山学院大が優位で最終日を迎えた。青山学院大は東京富士大に勝てば文句なしの優勝、仮に青山学院大が破れれば、早稲田大と中央大にも優勝の芽が出てくるという状況で最終戦がスタート。
プレッシャーがかかる青山学院大は、トップで三條が会心の速攻プレーで東京富士大の松岡を下し、優勝の重圧を振り払う。
続く2番もキャプテンの石川が星をストレートで下し、連取。3番の三條/熊中は東京富士大の小村/松岡に破れるが、4番で勝ち頭の宮﨑が持ち味であるパワードライブで前田のカットを打ち抜き、王手をかける。
5番の秋山/杉本も菊池/星をストレートで下して続き、青山学院大が平成12年度の秋季大会以来、実に19年ぶりの優勝を飾った。
■青山学院大・石川梨良主将のコメント
「正直、今大会始まる前まではまさか1部で優勝できると思っていませんでした。6勝1敗という結果で優勝することができて、この優勝はチーム全員で勝ち取った優勝だと思います。
練習を今までと変えてみて、ゲーム練習や実戦的な練習を多く取り入れたのが技術的には良かったかなと思います。あとはチームの雰囲気を意識して今大会は臨みました。
(勝負になった試合は)やはり、昨日の中央大、早稲田大戦がこの優勝の大きな要因だと思います。特に、早稲田大戦は2対3で負けていて、そこから6番とラストが勝って逆転勝ちできたのがすごくよくて、今日もそのいい流れのまま試合ができたので、昨日の試合が鍵になりました。
今日勝てば優勝というのは全員分かっていたんですけど、勝ち負けよりもみんな笑顔で1本1本全力で選手もベンチも頑張ろうということだけを意識しようと試合前に話しました」
【女子1部2位】早稲田大
【女子1部3位】中央大
2位は早稲田大。エースの笹尾を中心に優勝を目指したが、第6戦で青山学院大に3対2リードから逆転負けを喫し、涙を呑んだ。
3位にはTリーグでも活躍中の森田を擁する中央大が入った。
【女子1部最終順位】
1位 青山学院大(6勝1敗)
2位 早稲田大(6勝1敗)
3位 中央大(5勝2敗)
4位 専修大(5勝2敗)
5位 東京富士大(3勝4敗)
6位 日本大(2勝5敗)
7位 筑波大(1勝6敗)
8位 日本体育大(0勝7敗)
詳しい記録はこちらから
2019年・秋季・関東学生卓球リーグ戦:https://www.kanto-sttf.jp/tournament/detail/id=329
(取材=猪瀬健治)