世界ジュニア卓球選手権タイ大会が、コラート(タイ)のターミナル21で11月24日より開幕した。日本男子は第1ステージでチリと地元タイを破り準々決勝に駒を進めた。
<男子団体第1ステージ>
日本 3−0 タイ
○戸上 3,12,6 パナギットグン
○宇田 -9,2,6,9 サムランボン
○篠塚 4,4,6 プティクンガセーン
宇田 - パナギットグン
戸上 - サムランボン
アジアジュニア選手権大会でベスト8に終わり、世界ジュニアの出場権を辛くも獲得した日本男子は、2016年の世界ジュニアケープタウン大会以来、第1ステージからのスタートとなった。
初日に戸上、宇田、曽根のオーダーで3対0でチリに快勝した日本は、2戦目のタイにもストレートで完勝。3番には世界ジュニア初出場で今大会初試合の篠塚が起用されたが、初出場の初戦とは思えない落ち着いた試合運びでデビュー戦を初勝利で飾った。
田勢邦史ジュニア男子監督は「やりやすい相手だったので、サービス、レシーブの確認など、準々決勝に繋がるような試合をしてほしいと思っていました。決勝トーナメントは、フリードローなので、中国とは遅かれ早かれ当たることは間違いない」と打倒中国への決意をにじませた。
■戸上隼輔コメント
「団体戦ということで、常に責任感を持って1点1点気を抜かずプレーすることを常に考えていました。スロースターターと言われることが多いのですが、今回はその点でもいい試合ができていると思うので、後半に繋がっていくんじゃないかと思います。
決勝トーナメントはどこと当たるか分かりませんが、相手を格上だと思って、僕が2点取るという気持ちで頑張っていきたい」
■宇田幸矢コメント
「予選からということで、2試合して2試合とも1ゲームとられてしまいましたが、調子自体は悪くないので、次の決勝トーナメントに行ってどんどん上げていきたいと思います。
去年の世界ジュニアと比べて、自分から攻める戦術に加えて、守る戦術もできたので、得点パターンは増えたと思います」
■篠塚大登コメント
「そんなに緊張はしませんでしたが、感覚的に少し固まってたところはあります。3番で出られたら、相手に向かっていく気持ちでいい試合したいと思います」
■曽根翔コメント
「去年は団体戦は出られなかったので、今回初めて1試合目に出してもらって、自分の調子もチームの雰囲気もよかったので、このまま全力で向かっていきたいと思います。
自分の得意なバックハンドで負けないようにしっかり勝負して、その他の技術もこの大会でどんどんよくなっていって最後までいいプレーができるようにしていきたい」
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