世界ジュニア卓球選手権タイ大会が、コラート(タイ)のターミナル21で11月24日より開幕した。大会4日目はいよいよ男女団体の決勝が行われた。男子は中華台北が第1回世界ジュニア大会以来、2度目の決勝進出を果たしたが、中国の壁を越えるには至らなかった。
中国が中華台北を完封し3連覇
<男子団体決勝>
中国 3-0 中華台北
○向鵬 9,8,7 馮翊新
○徐瑛彬 7,7,7 戴茗葦
○劉夜泊 6,7,9 黄彦誠
徐瑛彬 - 馮翊新
向鵬 - 戴茗葦
実力的に準決勝の日本対中国が事実上の決勝だったとはいえ、決勝としてはもう少し見応えのある試合を期待していたが、結果は中国が1ゲームも落とすことなく完勝という結果に終わった。
中国は3選手とも、息詰まるような昨日の日本戦と比べて、解放されたように伸び伸びとプレー。特に、準決勝では全く振るわなかった向鵬の両ハンド、また、徐瑛彬の迷いのない回り込みフォアハンドなど、各々の持ち味を存分に生かす内容で勝利を挙げた。
中華台北のプレーも悪くはなかったかもしれないが、やはり、決勝で中国を破る準備ができていたとは言い難い。とはいえ、大エース林昀儒抜きで決勝まで勝ち上がった実力は本物だろう。林昀儒に触発されてか、センスフルなプレーをする選手が育ってきているのでこれからが楽しみなチームだ。
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