2021年3月14~17日にカタールのドーハで行われた東京オリンピック シングルス世界予選で見事オリンピック出場資格を獲得したスターシニー・サウェッタブート選手(タイ)が卓球レポートに喜びを語ってくれた。サウェッタブート選手は世界予選のトーナメント3で決勝まで進むも、ここではミハイロワ選手(ロシア)に敗れてミハイロワ選手がオリンピックの切符を獲得。サウェッタブート選手は第2ステージを戦うことになり、ペソツカ選手(ウクライナ)、シャオ・マリア選手(スペイン)に勝ってオリンピック女子シングルスの切符を手にした。
ー世界予選の感想をお聞かせください。
サウェッタブート 東京オリンピックのチケットを手にすることができ、とてもうれしいです。この予選は世界予選であり、東京行きのチケットが5枚しかない中で最後のチケットを手に入れることができ、とても誇りに思います。
それは私にとって大きな挑戦であり、とても印象深いものです。大会前は、とても興奮していました。今回の決定戦では、相手のプレーはとても良く、厳しい試合となりました。落ち着いて、スローダウンしてプレーするよう自分に言い聞かせました。
ーオリンピックへの思いをお聞かせください。
サウェッタブート オリンピックはすべてのアスリートが大会に出場し、そしてメダルを獲得することを夢見ているものです。私の目標もメダルを獲得することですが、それは本当に難しいことです。ですから、すべての試合で全力でプレーできるよう、最善を尽くすことと、そしてもちろん卓球というスポーツを楽しむことを心掛けるようにします。
ーTリーグでの経験は生きましたか?
サウェッタブート Tリーグの試合は私にとって、とても素晴らしい経験です。シーズンを通して、一人で海外(日本)に住み、世界の多くのトップアスリートと会うことができました。このTリーグの出場機会において、私は多くのことを学びました。特に精神的な部分で、試合に対してポジティブな姿勢で取り組むことです。ポジティブに考えることは、非常に重要なことです。
サウェッタブート選手は日本ペイントマレッツでTリーグ2019-2020シーズン、2020-2021シーズンに出場。2019-2020シーズン前期MVPを獲得するなど活躍してる。オリンピックは、2016年リオデジャネイロオリンピックでに初出場し、東京オリンピックは2度目のオリンピック出場となる。
写真提供=ITTF(国際卓球連盟)