卓球のフランス選手権大会が2022年6月24〜26日にデュセ(フランス)で開催された。
男子シングルスは18歳のアレクシス・ルブランが初優勝を遂げた。準決勝で弟のフェリックス・ルブランに勝利すると、決勝では2連覇中(2020年大会、2021年大会)のゴズィーを破った。決勝後のインタビューで、アレクシス・ルブランは「試合の出足がうまくいって、僕が先行することができました。僕はリラックスしていて、彼は少し硬くなっていました。正直、何と言ったらいいか分かりません。すごいとしか言いようがありません」と喜びを語った。
女子シングルスは17歳のプリティカ・パバドが初優勝。決勝では前年チャンピオンであり6度の優勝経験を持つユアン・ジアナンを破った。決勝後のインタビューで、プリティカ・パバドは「正直なところ、言葉が出ません。2ゲームほど不利なゲームがありましたが、ジアナンに対してはベストの状態で臨まなければなりませんし、それがうまくいきました。ジアナンは並外れたプレーヤーで、前回の国際大会でもそれを証明しました。けれど、この場では私がとてもハッピーです」と述べた。
男子シングルス アレクシス・ルブラン
女子シングルス プリティカ・パバド
男子ダブルス フェリックス・ルブラン/ローラン・コヴァ
女子ダブルス カミーユ・ルッツ/プリティカ・パバド
混合ダブルス アレクシス・ルブラン/カミーユ・ルッツ
◆主な試合結果
男子シングルス
▼準々決勝
ゴズィー 8,-8,7,-8,5,5 ロラン
カサン 9,11,10,-7,6 ブラソー
F.ルブラン 0,5,-4,9,10 ルイス
A.ルブラン 9,9,2,6 ウエシュ
▼準決勝
ゴズィー 9,-9,6,3,2 カサン
A.ルブラン 10,-7,9,7,8 F.ルブラン
▼決勝
A.ルブラン 6,6,8,7 ゴズィー
女子シングルス
▼準々決勝
ユアン・ジアナン 9,8,5,4 サルパン
シャルロット・ルッツ 9,2,6,-3,8 シャスラン
ギスネル -8,9,7,5,-9,7 LIU Yu-Hua
パバド 11,9,-14,4,2 ゴティエ
▼準決勝
ユアン・ジアナン 5,6,9,-8,9 シャルロット・ルッツ
パバド 7,3,-12,-9,6,3 ギスネル
▼決勝
パバド 10,4,10,7 ユアン・ジアナン
男子ダブルス
▼準決勝
F.ルブラン/コヴァ 4,-3,9,6 ブラソー/ピカール
アシャール/ブロシエ 3,9,4 ロレンツ/ル ブルトン
▼決勝
F.ルブラン/コヴァ 11,9,9 アシャール/ブロシエ
女子ダブルス
▼準決勝
カミーユ・ルッツ/パバド -8,5,5,5 シャルロット・ルッツ/コク
モスタファヴィ/ザリフ 8,9,-9,-10,8 ミゴ/ギスネル
▼決勝
カミーユ・ルッツ/パバド 12,4,-5,8 モスタファヴィ/ザリフ
混合ダブルス
▼準決勝
A.ルブラン/カミーユ・ルッツ 9,9,-10,5 プチオ/ゴティエ
F.ルブラン/モスタファヴィ 8,-10,-9,4,7 ドール/シャスラン
▼決勝
A.ルブラン/カミーユ・ルッツ -6,3,7,6 F.ルブラン/モスタファヴィ