卓球の東南アジア選手権大会が2022年6月23〜28日にバンコク(タイ)で開催され、スターシニー・サウェッタブート(タイ)が3種目で優勝を遂げた。スターシニー・サウェッタブートは、5月に行われた東南アジア競技大会では女子シングルス決勝でパラナン(タイ)との同士打ちに敗れたが、今回の決勝で雪辱を果たした。大会後、スターシニー・サウェッタブートは次のようにコメントをくれた。
「母国でこのようなタイトルを獲得できて、とてもうれしいです。会場では、タイのファンや観客がたくさん応援してくれました。女子部門で全てのタイトルを獲得できたので、私にとってもタイチームにとっても、素晴らしい瞬間でした。
(女子シングルス決勝の)1ゲーム目、2ゲーム目とダブルスのパートナー(パラナン)はとてもいいプレーをしました。3ゲーム目も8対10とリードされ、0-3となる可能性もありました。しかし、私が4ポイント連取し、3ゲーム目を取りました。この試合は、0-3か1-2のどちらかになる可能性があったので、そこが勝負の分かれ目だったと思います。その後、自信を取り戻し、調子を取り戻しました。最終的に4ゲームを連取し、4-2でタイトルを手にすることができました。私の方が世界ランキングは上なのでプレッシャーもありましたが、前回の東南アジア競技大会の時のように考えすぎないようにした結果、いいプレーができたと思いますし、優勝することができました」
◆各種目優勝
男子団体 タイ
女子団体 タイ
男子シングルス チュウ・ツェユ(シンガポール)
女子シングルス S.サウェッタブート(タイ)
男子ダブルス チュウ・ツェユ/ポー・シャオフェン(シンガポール)
女子ダブルス S.サウェッタブート/パラナン(タイ)
混合ダブルス チュウ・ツェユ/ツォン・ジェン(シンガポール)
◆主な試合結果
男子団体
▼準決勝
タイ 3-1 シンガポール
マレーシア 3-0 インドネシア
▼決勝
タイ 3-2 マレーシア
女子団体
▼準決勝
シンガポール 3-0 インドネシア
タイ 3-2 マレーシア
▼決勝
タイ 3-1 シンガポール
男子シングルス
▼準決勝
チュウ・ツェユ(シンガポール) -3,-10,5,8,7,6 ベー・クンティン(シンガポール)
A.T.ヌグイェン(ベトナム) 7,-11,3,9,-8,4 パン・ユーエン(シンガポール)
▼決勝
チュウ・ツェユ -7,-9,9,6,23,4 A.T.ヌグイェン
女子シングルス
▼準決勝
パラナン(タイ) -9,-9,-10,8,7,5,8 J.サウェッタブート(タイ)
S.サウェッタブート(タイ) 5,5,4,5 KAREN LYNE ANAK DICK(マレーシア)
▼決勝
S.サウェッタブート -12,-7,10,5,8,10 パラナン
男子ダブルス
▼準決勝
チュウ・ツェユ/ポー・シャオフェン(シンガポール)
4,-5,8,9
RAFANAEL NIKOLA NIMAN/HAFIDH NUUR ANNAFI(インドネシア)
パン・ユーエン/QUEK YONG IZAAC(シンガポール)
3,3,7
タンビリヤベチャクル/タンチャローエン(タイ)
▼決勝
チュウ・ツェユ/ポー・シャオフェン
-4,6,-10,8,3
パン・ユーエン/QUEK YONG IZAAC
女子ダブルス
▼準決勝
J.サウェッタブート/AUEAWIRIYAYOTHIN(タイ)
-9,5,4,-6,5
KAREN LYNE ANAK DICK/HO YING(マレーシア)
S.サウェッタブート/パラナン(タイ)
6,8,7
ツォウ・ジンイ/ウォン・シンル(シンガポール)
▼決勝
S.サウェッタブート/パラナン
9,7,8
J.サウェッタブート/AUEAWIRIYAYOTHIN
混合ダブルス
▼準決勝
サンガンシン/パラナン(タイ)
9,-8,-10,3,8
QUEK YONG IZAAC/ツォウ・ジンイ(シンガポール)
チュウ・ツェユ/ツォン・ジェン(シンガポール)
8,-8,-6,11,6
ポー・シャオフェン/ゴイ・ルイシャン(シンガポール)
▼決勝
チュウ・ツェユ/ツォン・ジェン
-4,-8,9,10,6
サンガンシン/パラナン
[国際大会]
卓球 東南アジア選手権大会
S.サウェッタブートが3種目で優勝
2022.07.11
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