卓球の南アメリカ選手権大会が2022年7月21〜27日にペレイラ(コロンビア)で開催された。男子シングルスは20歳のブルゴス(チリ)が優勝。「今、とても幸せな気分ですし、この結果が信じられません。昨年は父が他界し、私にとっても家族にとっても大変な年でしたが、今となっては、私が犠牲にしてきたことはすべて価値があることだと感じています。もっと練習を続けて、世界のベストプレーヤーの仲間入りができるように頑張ります」とブルゴス。ブルゴスは男子ダブルスも制し、2冠となった。
女子シングルスはクマハラ(ブラジル)が優勝。27歳の誕生日を優勝で飾った。「このタイトルはとてもうれしいです。ここでプレーするのは簡単なことではありませんでしたが、最後まで集中し続け、1ポイント、1ポイント、ベストを尽くしたことが優勝の鍵になったと思います。自分のパフォーマンスには満足しています」とクマハラ。なお、クマハラは女子ダブルス、女子団体と合わせ3冠となった。
写真右 クマハラ
◆各種目優勝
男子シングルス ブルゴス(チリ)
女子シングルス クマハラ(ブラジル)
男子ダブルス ブルゴス/ゴメス(チリ)
女子ダブルス クマハラ/G.タカハシ(ブラジル)
混合ダブルス シフエンテス/ARGUELLES(アルゼンチン)
男子団体 アルゼンチン
女子団体 ブラジル
◆主な試合結果
男子シングルス
▼準々決勝
ブルゴス(チリ) 8,3,10,5 イダルゴ(ペルー)
トゥリーニ(ブラジル) -9,12,8,-6,-6,8,11 サンチ(アルゼンチン)
アルト(アルゼンチン) 7,-8,9,4,7 ゴメス(チリ)
ロレンツォ(アルゼンチン) -2,9,8,11,-5,3 ジョウチ(ブラジル)
▼準決勝
ブルゴス(チリ) 8,6,8,8 トゥリーニ(ブラジル)
アルト(アルゼンチン) -6,6,-9,1,-9,4,5 ロレンツォ(アルゼンチン)
▼決勝
ブルゴス(チリ) -7,9,4,-2,-6,7,9 アルト(アルゼンチン)
女子シングルス
▼準々決勝
クマハラ(ブラジル) 8,11,5,-6,4 コディナ(アルゼンチン)
オルテガ(チリ) 7,7,3,-9,9 モレロ(アルゼンチン)
ワタナベ(ブラジル) 8,-8,-7,6,6,1 ARGUELLES(アルゼンチン)
G.タカハシ(ブラジル) -4,-10,5,10,4,5 べガ(チリ)
▼準決勝
クマハラ(ブラジル) 5,10,4,-9,-10,4 オルテガ(チリ)
ワタナベ(ブラジル) -5,3,-7,-4,8,11,5 G.タカハシ(ブラジル)
▼決勝
クマハラ(ブラジル) -5,7,1,8,5 ワタナベ(ブラジル)
男子ダブルス
▼準決勝
シフエンテス/アルト(アルゼンチン)
-9,6,5,4
PIGUAVE/RIOFRIO(エクアドル)
ブルゴス/ゴメス(チリ)
3,-11,12,8
DUFFOO/イダルゴ(ペルー)
▼決勝
ブルゴス/ゴメス(チリ)
-8,-10,9,14,9
シフエンテス/アルト(アルゼンチン)
女子ダブルス
▼準決勝
ワタナベ/コレイア カナシロ(ブラジル)
10,-9,13,5
カイゾウジ/モレロ(アルゼンチン)
クマハラ/G.タカハシ(ブラジル)
8,-11,9,6
TELLEZ/ECHEVERRY(コロンビア)
▼決勝
クマハラ/G.タカハシ(ブラジル)
7,9,9
ワタナベ/コレイア カナシロ(ブラジル)
混合ダブルス
▼準決勝
シフエンテス/ARGUELLES(アルゼンチン)
-6,7,7,11
ジョウチ/クマハラ(ブラジル)
ゴメス/オルテガ(チリ)
8,4,11
テオドロ/G.タカハシ(ブラジル)
▼決勝
シフエンテス/ARGUELLES(アルゼンチン)
-7,9,9,9
ゴメス/オルテガ(チリ)
男子団体
▼準決勝
ブラジル 3-0 コロンビア
アルゼンチン 3-0 チリ
▼決勝
アルゼンチン 3-0 ブラジル
女子団体
▼準決勝
ブラジル 3-1 アルゼンチン
チリ 3-2 コロンビア
▼決勝
ブラジル 3-2 チリ