2023年（令和4年度）全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）が1月23日から29日まで東京体育館で開催される。
大会4日目は男子シングルス4回戦が行われ、スーパーシード勢が登場した。
▼男子シングルス4回戦の結果
戸上隼輔（明治大・東京） 4,10,4,5 泊航太（日本体育大・福岡）
小林広夢（日本大・東京） -8,8,4,12,-8,8 町飛鳥（ファースト・鹿児島）
松山祐季（協和キリン・東京） 6,2,-7,11,5 田添響（岡山リベッツ・佐賀）
濵田一輝（早稲田大・東京） 6,-5,-5,-6,7,7,7 神巧也（ファースト・千葉）
松島輝空（木下アカデミー・神奈川） 8,14,8,6 中村廉（瀬戸内スチール・広島）
田中佑汰（愛知工業大・愛知） 1,-9,7,5,8 郡山北斗（リコー・東京）
酒井明日翔（シチズン時計・東京） -5,8,7,5,8 五十嵐史弥（滋賀県スポーツ協会・滋賀）
松下大星（クローバー歯科カスピッズ・大阪） -9,9,4,3,6 皆川朝（日野キングフィッシャーズ・東京）
髙見真己（日鉄物流ブレイザーズ・和歌山） 9,-7,9,7,6 上田仁（T.T彩たま・埼玉）
及川瑞基（木下グループ・神奈川） 8,3,-9,4,-13,4 小園江紀也（野田学園高・山口）
渡辺裕介（協和キリン・東京） 9,9,3,4 加藤公輝（明徳義塾中・高・高知）
加山裕（日本大・東京） -6,7,6,9,-8,6 鈴木颯（愛工大名電高・愛知）
大島祐哉（木下グループ・東京） 7,3,4,2 坪井勇磨（個人・埼玉）
篠塚大登（愛知工業大・愛知） 6,2,9,8 宮川昌大（明治大・東京）
鹿屋良平（リコー・東京） 11,-9,-9,-8,6,9,8 大矢英俊（ファースト・千葉）
吉村真晴（TEAM MAHARU・茨城） 5,8,7,7 中村煌和（愛工大名電高・愛知）
丹羽孝希（スヴェンソンホールディングス・東京） -18,-6,-5,6,9,9,8 阿部悠人（専修大・福岡）
横谷晟（愛知工業大・愛知） 7,2,9,-8,9 馬渡元樹（信号器材・神奈川）
村松雄斗（La. VIES・千葉） 1,7,4,4 藤本海統（クローバー歯科カスピッズ・大阪）
張本智和（IMG・宮城） 10,-9,7,-9,7,5 竹﨑千明（岡谷市役所・長野）
坂根翔大（関西卓球アカデミー・大阪） -2,3,-12,5,4,8 英田理志（愛媛県競対・愛媛）
笠原弘光（ハンディ・埼玉） -8,5,-8,6,10,8 杉本和也（早稲田大・福岡）
三木隼（野田学園高・山口） -5,5,8,-8,6,14 松田歩真（明治大・東京）
吉山僚一（愛工大名電高・愛知） -11,9,8,-6,8,5 田添健汰（木下グループ・神奈川）
吉田雅己（木下グループ・神奈川） 5,6,-7,5,-9,7 吉山和希（愛工大名電中・愛知）
硴塚将人（協和キリン・東京） 12,10,-8,10,10 江藤慧（クローバー歯科カスピッズ・大阪）
小野寺翔平（中央大・東京） -5,4,8,5,-8,6 松下海輝（日鉄物流ブレイザーズ・和歌山）
曽根翔（T.T彩たま・埼玉） 8,-4,-7,4,-8,4,12 谷垣佑真（愛知工業大・愛知）
宇田幸矢（明治大・東京） 9,4,-10,5,4 景山拓海（高知工科大・岡山）
有延大夢（琉球アスティーダ・沖縄） -8,5,8,11,4 伊藤礼博（日本大・東京）
上村慶哉（シチズン時計・東京） 9,-15,9,-3,6,-4,8 森薗政崇（BOBSON・東京）
吉村和弘（個人・兵庫） -5,8,10,8,-8,11 松平健太（ファースト・千葉）
第1シードの戸上隼輔（明治大）は泊航太（日本体育大）にストレートで快勝し、5回戦進出を決めた。「追われる身ではあるけれどチャレンジャーとして向かっていきたい。今まで以上に自分自身のことを分析してきた」という戸上は、自省を重ねたスタイルで連覇に挑む。
大本命の張本智和（IMG）は、カット主戦型の竹﨑千明（岡谷市役所）に2ゲームを奪われるが、最後はラケットをしっかり振り切って5回戦へ。「カットマンの選手はやはり簡単に勝てませんし、竹﨑選手のパフォーマンスもよかった。打ち急いだり焦ったりしている部分はあったが、5ゲーム目からはそこが改善できてよかった。ここ最近はシングルスとダブルスで優勝できていない。全ての種目で優勝を狙っているので、一つずつ勝っていきたいです」と張本。5回戦では竹﨑と同じカット主戦型で、ドイツ・ブンデスリーガで好調の村松雄斗（La. VIES・千葉）との対戦が待っている。張本にとっては優勝を目指す上での大きな関門だが、どのような試合運びを見せるのか注目だ。
前回3位の吉村真晴（TEAM MAHARU）は力のある中村煌和（愛工大名電高）を寄せ付けず、5回戦進出。直近にカタールで行われた世界卓球2023ダーバンのアジア大陸予選で馬龍（中国）に勝利し、世界代表を勝ち取った試合は記憶に新しいが、以降も好調をキープしているようだ。
そのほか、松下大星（クローバー歯科カスピッズ）、大島祐哉（木下グループ）、篠塚大登（愛知工業大）、及川瑞基（木下グループ）、丹羽孝希（スヴェンソンホールディングス）、吉田雅己（木下グループ）、宇田幸矢（明治大）、有延大夢（琉球アスティーダ）ら力のある選手が順当に5回戦へ駒を進めている。
一方、昨年2位で第2シードの松平健太（ファースト）は、吉村和弘（個人）の思い切った両ハンドに惜敗し、初戦で全日本のコートを去った。
松平と同級生で前回ベスト8の上田仁（T.T彩たま）も、髙見真己（日鉄物流ブレイザーズ）の鋭い両ハンドに敗れ、初戦敗退。
2020年ファイナリストの森薗政崇（BOBSON）も上村慶哉（シチズン時計）との打撃戦に敗れ、無念の初戦敗退となった。
▼男子シングルス5回戦の組み合わせ（1月27日 12時試合開始予定）
戸上隼輔（明治大・東京） - 小林広夢（日本大・東京）
松山祐季（協和キリン・東京） - 濵田一輝（早稲田大・東京）
松島輝空（木下アカデミー・神奈川） - 田中佑汰（愛知工業大・愛知）
酒井明日翔（シチズン時計・東京） - 松下大星（クローバー歯科カスピッズ・大阪）
髙見真己（日鉄物流ブレイザーズ・和歌山） - 及川瑞基（木下グループ・神奈川）
渡辺裕介（協和キリン・東京） - 加山裕（日本大・東京）
大島祐哉（木下グループ・東京） - 篠塚大登（愛知工業大・愛知）
鹿屋良平（リコー・東京） - 吉村真晴（TEAM MAHARU・茨城）
丹羽孝希（スヴェンソンホールディングス・東京） - 横谷晟（愛知工業大・愛知）
村松雄斗（La. VIES・千葉） - 張本智和（IMG・宮城）
坂根翔大（関西卓球アカデミー・大阪） - 笠原弘光（ハンディ・埼玉）
三木隼（野田学園高・山口） - 吉山僚一（愛工大名電高・愛知）
吉田雅己（木下グループ・神奈川） - 硴塚将人（協和キリン・東京）
小野寺翔平（中央大・東京） - 曽根翔（T.T彩たま・埼玉）
宇田幸矢（明治大・東京） - 有延大夢（琉球アスティーダ・沖縄）
上村慶哉（シチズン時計・東京） - 吉村和弘（個人・兵庫）
詳しい試合の結果は大会公式サイトでご確認ください。
全日本卓球：https://www.japantabletennis.com/AJ/result2022/
（まとめ＝卓球レポート）
