2023年（令和4年度）全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）が1月23日から29日まで東京体育館で開催される。
大会最終日は女子シングルス準決勝が行われ、木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎）と
早田ひな（日本生命）が決勝へ進出した。
▼女子シングルス準決勝の結果
木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎） 4,8,-5,10,5 横井咲桜（四天王寺高）
早田ひな（日本生命） 7,4,5,9 石川佳純（全農）
木原対横井の同級生対決は、木原が勝利。木原はラブオールから表ソフトラバーでのバックハンドを軸とした速攻で横井からペースを握る。第1シードの伊藤を破るなど、ここまで快進撃を続けていた横井も思い切った両ハンドで1ゲームを返すが、「サービス・レシーブから先手を取れず、どうしたら自分が先手を取れるかが分からずにやることがなくなってしまった」と振り返る通り、木原の巻き込みサービスとレシーブからのバックハンドスマッシュに勝機を見いだせなかった。
勝った木原は、14歳で勝ち進んだ2019年以来の決勝進出。
もう一方の準決勝は、早田対石川。両者は2019年の6回戦、2020年の決勝でも対戦し、いずれも早田が石川を圧倒しているが、今回も早田のワンサイドゲームになってしまった。
石川もラブオールから回り込みフォアハンドを決めてスタートダッシュを試みたが、早田の速くて回転量が強く、なおかつミスが出ないバックハンドに終始押され、ストレートで敗れた。「いつもはバック対バックの展開になるんですけど、今日は早田さんが私のフォアを狙ってきたのと、サービス・レシーブで先手を取れずにラリーでも押されてしまった。フォア側に振られることが多くてなかなか回り込みができなくなってしまった。ここまでいい試合はできてきたんですけど、準決勝で１ゲームも取れなかったのは残念」と石川。
勝った早田は、混合ダブルス、女子ダブルスに続く三冠をかけて、木原と決勝で対戦する。
このあと14時から行われる決勝の組み合わせは以下の通り。
▼女子シングルス決勝の組み合わせ
木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎） 対 早田ひな（日本生命）
詳しい試合の結果は大会公式サイトでご確認ください。
全日本卓球：https://www.japantabletennis.com/AJ/result2022/
（まとめ＝卓球レポート）
