7月29日に2023-2024シーズンが始まるTリーグは、昨年に続き第2回となる個人戦「Tリーグ NOJIMA CUP 2023」を6月17〜18日に東洋大学赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナ(東京都北区)にて開催。
男女各24名の選手が出場し、トーナメント方式で優勝を争う。18日は男子シングルス準々決勝〜決勝が行われ、張本智和(琉球アスティーダ)が優勝を果たした。
優勝 張本智和(琉球アスティーダ)
2位 戸上隼輔(明治大学)
3位 大島祐哉(木下マイスター東京)
4位 吉村真晴 (琉球アスティーダ)
▼男子準々決勝の結果
戸上隼輔(明治大学) 4-2 吉村和弘(琉球アスティーダ)
吉村真晴 (琉球アスティーダ) 4-2 濵田一輝(琉球アスティーダ)
大島祐哉(木下マイスター東京) 4-2 森薗政崇(静岡ジェード)
張本智和(琉球アスティーダ) 4-3 有延大夢(琉球アスティーダ)
▼男子準決勝の結果
戸上隼輔(明治大学) 4-1 吉村真晴 (琉球アスティーダ)
張本智和(琉球アスティーダ) 4-0 大島祐哉(木下マイスター東京)
▼男子3位決定戦 の結果
大島祐哉(木下マイスター東京) 4-1 吉村真晴 (琉球アスティーダ)
▼男子決勝の結果
張本智和(琉球アスティーダ) 5,-6,9,-5,7,-5,5 戸上隼輔(明治大学)
男子決勝は第1シードの戸上隼輔(明治大学)対第2シードの張本智和(琉球アスティーダ)というシード通りの対戦になった。両者は、今年の全日本男子シングルスの決勝、2023 全農CUP 平塚大会の決勝で対戦しており、いずれも戸上が勝利しているが、今回は張本がリベンジを果たした。
ここ2回の対戦では戸上の猛攻の前に防戦一方になってしまった張本だったが、今回は強気でバックハンドを振り抜き、要所でフォアハンドの強打も決めて、ゲームオールで勝利。
のどの不調からか、ベスト8まで勝ち進んだ世界卓球2023ダーバンに比べると調子は全然という張本だったが、勝利への執念で難敵を上回り、日本のエースとしての意地を見せた。
一方の戸上は、これまでの張本との対戦に比べると少しプレーがおとなしくなってしまい、リベンジを許したが、切れ味鋭いプレーで決勝まで勝ち上がり、力があるところを示した。
3位には、持ち前の動きの良さに加え、バックハンドに進境を見せた大島祐哉(木下マイスター東京)、4位には強烈な変化サービスからの両ハンドで勝ち上がった吉村真晴 (琉球アスティーダ)が入った。
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(取材=卓球レポート)