第4回世界ろう者卓球選手権大会および第1回世界ろう者ユース卓球選手権大会が2023年7月8〜20日の日程で台北市(中華台北)で開催され、7月15〜19日には第4回世界ろう者卓球選手権大会の個人戦が行われた。
女子ダブルスは日本ペア同士の決勝となり、木村亜美/亀澤理穂が優勝、山田瑞恵/山田萌心が準優勝の快挙を遂げた。亀澤理穂は女子シングルスでも決勝に進出。決勝では敗れたものの、デフリンピックチャンピオンのJURKOVA(スロバキア)にフルゲームまで迫った。
男子シングルスはデフリンピックチャンピオンのKEINATH(スロバキア)が優勝。落としたゲームは1ゲームだけという強さを見せた。日本選手では灘光晋太郎がベスト8に入った。
男子ダブルスはZAKLADNYI/オフチャレンコ(ウクライナ)が優勝。混合ダブルスはKEINATH/JURKOVA(スロバキア)が優勝した。
写真提供=一般社団法人 日本ろうあ者卓球協会
◆各種目優勝
男子シングルス KEINATH(スロバキア)
女子シングルス JURKOVA(スロバキア)
男子ダブルス ZAKLADNYI/オフチャレンコ(ウクライナ)
女子ダブルス 木村亜美/亀澤理穂(日本)
混合ダブルス KEINATH/JURKOVA(スロバキア)
◆主な試合結果
男子シングルス
▼予選リーグ(抜粋)
B組 川口功人(日本) 2勝2敗(敗退)
E組 伊藤優希(日本) 2勝2敗(敗退)
F組 灘光晋太郎(日本) 3勝1敗(2位通過)
G組 亀澤史憲(日本) 1勝3敗(敗退)
▼決勝トーナメント1回戦(抜粋)
灘光晋太郎(日本) 4-3 L.KRAMER(オーストリア)
▼準々決勝
KEINATH(スロバキア) 4-0 ZAKLADNYI(ウクライナ)
YANG Jung-Tsung(中華台北) 4-3 灘光晋太郎(日本)
オフチャレンコ(ウクライナ) 4-0 VELIIEV(ウクライナ)
WANG Yi-Hsiang(中華台北) 4-0 KUO Yueh-Tung(中華台北)
▼準決勝
KEINATH(スロバキア) 4-1 YANG Jung-Tsung(中華台北)
WANG Yi-Hsiang(中華台北) 4-2 オフチャレンコ(ウクライナ)
▼決勝
KEINATH(スロバキア) 4-0 WANG Yi-Hsiang(中華台北)
女子シングルス
▼予選リーグ(抜粋)
A組 亀澤理穂(日本) 1勝1敗(2位通過)
E組 山田萌心(日本) 3勝0敗(1位通過)
F組 木村亜美(日本) 3勝0敗(1位通過)
H組 山田瑞恵(日本) 3勝0敗(1位通過)
▼決勝トーナメント1回戦(抜粋)
山田萌心(日本) 4-2 カウル(インド)
亀澤理穂(日本) 4-1 CHEN Chien-Fei(中華台北)
山田瑞恵(日本) 4-2 NUEVO(フィリピン)
木村亜美(日本) 4-0 CHANG Yi-Chun(中華台北)
▼準々決勝
JURKOVA(スロバキア) 4-0 山田萌心(日本)
DYSZKIEWICZ(ポーランド) 4-1 VASYLIEVA(ウクライナ)
亀澤理穂(日本) 4-0 山田瑞恵(日本)
BUDNYK(ウクライナ) 4-3 木村亜美(日本)
▼準決勝
JURKOVA(スロバキア) 4-0 DYSZKIEWICZ(ポーランド)
亀澤理穂(日本) 4-0 BUDNYK(ウクライナ)
▼決勝
JURKOVA(スロバキア) 4-3 亀澤理穂(日本)
男子ダブルス
▼1回戦(抜粋)
灘光晋太郎/亀澤史憲(日本) 4-0 サハ/パンディア(インド)
▼2回戦(抜粋)
SHIN Cheoljin/OH Seuk(韓国) 4-3 灘光晋太郎/亀澤史憲(日本)
川口功人/伊藤優希(日本) 4-0 ヤブロンスキー/ノヴァク(ポーランド)
▼準々決勝
SHIN Cheoljin/OH Seuk(韓国) 4-3 L.KRAMER/C.KRAMER(オーストリア)
クズメンコ/VELIIEV(ウクライナ) 4-0 SZELIGA/PIETA(ポーランド)
ZAKLADNYI/オフチャレンコ(ウクライナ) 4-1 川口功人/伊藤優希(日本)
TUTURA/KEINATH(スロバキア) 4-0 マジャマダー/チャクラボルティ(インド)
▼準決勝
クズメンコ/VELIIEV(ウクライナ) 4-3 SHIN Cheoljin/OH Seuk(韓国)
ZAKLADNYI/オフチャレンコ(ウクライナ) 4-2 TUTURA/KEINATH(スロバキア)
▼決勝
ZAKLADNYI/オフチャレンコ(ウクライナ) 4-0 クズメンコ/VELIIEV(ウクライナ)
女子ダブルス
▼準々決勝
BUDNYK/VASYLIEVA(ウクライナ) 4-1 カウル/MULLICK(インド)
山田瑞恵/山田萌心(日本) 4-0 CHANG Yi-Chun/CHEN Chien-Fei(中華台北)
木村亜美/亀澤理穂(日本) 4-1 SZEMIEL/DYSZKIEWICZ(ポーランド)
ゴメス/ゴーシュ(インド) 4-3 セーチ/フェケーテ(ハンガリー)
▼準決勝
山田瑞恵/山田萌心(日本) 4-3 BUDNYK/VASYLIEVA(ウクライナ)
木村亜美/亀澤理穂(日本) 4-0 ゴメス/ゴーシュ(インド)
▼決勝
木村亜美/亀澤理穂(日本) 4-0 山田瑞恵/山田萌心(日本)
混合ダブルス
▼1回戦(抜粋)
PRESTOZA/CHAVEZ(フィリピン) 4-3 伊藤優希/山田瑞恵(日本)
ESPOSO/NUEVO(フィリピン) 4-3 灘光晋太郎/木村亜美(日本)
亀澤史憲/亀澤理穂(日本) 4-1 CHEUNG Yin Tak/NG Wai Yip(香港)
▼2回戦(抜粋)
川口功人/山田萌心(日本) 4-0 ヤブロンスキー/SZEMIEL(ポーランド)
亀澤史憲/亀澤理穂(日本) 4-1 VELIIEV/BAIRAK(ウクライナ)
▼準々決勝
オフチャレンコ/BUDNYK(ウクライナ) 4-2 川口功人/山田萌心(日本)
ZAKLADNYI/VASYLIEVA(ウクライナ) 4-0 PRESTOZA/CHAVEZ(フィリピン)
ESPOSO/NUEVO(フィリピン) 4-0 WANG Yi-Hsiang/CHANG Yi-Chun(中華台北)
KEINATH/JURKOVA(スロバキア) 4-1 亀澤史憲/亀澤理穂(日本)
▼準決勝
ZAKLADNYI/VASYLIEVA(ウクライナ) 4-0 オフチャレンコ/BUDNYK(ウクライナ)
KEINATH/JURKOVA(スロバキア) 4-0 ESPOSO/NUEVO(フィリピン)
▼決勝
KEINATH/JURKOVA(スロバキア) 4-0 ZAKLADNYI/VASYLIEVA(ウクライナ)
◆日本代表
川口功人(トヨタ自動車(株))
灘光晋太郎((株)タマス)
亀澤史憲(サムティ(株))
伊藤優希((株)日本製鋼所)
亀澤理穂(住友電設(株))
木村亜美((株)ドコモCS北海道)
山田瑞恵(SMBC日興証券(株))
山田萌心(益田市立益田中(明誠U15))
男子監督 梅村正樹(大和物流(株))
女子監督 大倉峰雄(東北福祉大学)
コーチ 望月翔太(横浜市立二つ橋高等特別支援学校)
スタッフ 大内康弘(セイコーインスツル(株))
スタッフ 曽根恵子((有)四万十みはら菜園)
トレーナー 五十嵐美歩(学校法人片柳学園 日本工学院八王子専門学校)
手話通訳 井出敬子(障害者スポーツ文化センター 横浜ラポール)