［国内大会］

札幌インターハイ　女子シングルスはベスト8が出そろう

2023.08.12

　高校生たちの祭典、第92回全国高校総体卓球競技大会（通称インターハイ）が8月8〜13日に北海道札幌市の北ガスアリーナ札幌46（札幌市中央体育館）で開催される。昨年は新型コロナウイルスへの感染対策を踏まえ男女別日程で開催されたが、今年は従来通り、男女同時開催で高校日本一をかけた熱戦が繰り広げられる。
　本日8月12日は、女子シングルス2回戦〜5回戦までが行われ、ベスト8が出そろった。
※写真は4回戦で第1シードの牧野里菜（遊学館）を下した上澤杏音（リベルテ）

▼女子シングルス4回戦の結果
上澤杏音（リベルテ）　3-1　牧野里菜（遊学館）
岡田実弓（山陽学園）　3-1　岡るる（札幌大谷）
野川春華（武蔵野）　3-1　中野瞳（慶誠）
原芽衣（四天王寺）　3-0　世古茉由加（鳥取敬愛）
栗山優菜（桜丘）　3-0　狩野琴春（埼玉栄）
高須賀好詩乃（浜松修学舎）　3-2　田村優菜（日本航空）
岸本芽美（就実）　3-2　松元菜音（留萌）
遊佐美月（愛み大瑞穂）　3-1　東川羽菜（宇都宮文星）
司千莉（リベルテ）　3-0　福井蓮彩（進徳女子）
田旻一（桜丘）　3-0　附田美瑠姫（青森商業）
阿久根みこ（聖和学園）　3-0　堀江うた（東洋大姫路）
坂崎愛華（正智深谷）　3-0　小川彩音（真岡女子）
工藤真桜（進徳女子）　3-1　檜山夏望（横浜隼人）
青木咲智（四天王寺）　3-0　佐原のどか（鎮西学院）
面手凜（山陽学園）　3-0　首藤成美（希望が丘）
山室早矢（桜丘）　3-0　山岸唯菜（新潟産大付）

▼女子シングルス5回戦の結果
上澤杏音（リベルテ）　3-1　岡田実弓（山陽学園）
原芽衣（四天王寺）　3-1　野川春華（武蔵野）　
栗山優菜（桜丘）　3-1　高須賀好詩乃（浜松修学舎）
遊佐美月（愛み大瑞穂）　3-1　岸本芽美（就実）
田旻一（桜丘）　3-1　司千莉（リベルテ）
坂崎愛華（正智深谷）　3-1　阿久根みこ（聖和学園）
青木咲智（四天王寺）　3-0　工藤真桜（進徳女子）
面手凜（山陽学園）　3-1　山室早矢（桜丘）

　上澤杏音（リベルテ）は4回戦で第1シードの牧野里菜（遊学館）を倒してベスト8入り。明日の準々決勝では大阪府予選で学校対抗出場を阻まれた宿敵・四天王寺の主将である原芽衣と対戦する。注目の一戦になるだろう。

　女子ダブルスで準優勝の栗山優菜（桜丘）は高須賀好詩乃（浜松修学舎）との打撃戦を制して8強に入った。女子ダブルス優勝の遊佐美月（愛み大瑞穂）も、岸本芽美（就実）を下してベスト8入り。準々決勝では栗山と遊佐が対戦する。ダブルスでは遊佐に軍配が上がったが、シングルスでは果たしてどんな結果になるのか。

　栗山と組んで女子ダブルス準優勝の田旻一（桜丘）も4回戦で強打が持ち味の司千莉（リベルテ）を下し、ベスト8に入った。回転量の多いバックハンドドライブを軸に好調なプレーを続けている。
　昨年ベスト16入りした坂崎愛華（正智深谷）は昨年越えのベスト8に勝ち残った。安定感と球威が増した前陣速攻で準々決勝では表彰台をかけて田と対戦する。

　ルーキーの青木咲智（四天王寺）は4回戦で実力者の工藤真桜（進徳女子）にストレート勝ちして8強。
　同じくルーキーの面手凜（山陽学園）も第2シードの山室早矢（桜丘）のカットをしっかり打ってベスト8に勝ち残った。面手は、準々決勝で昨年の全中決勝でも対戦した青木と表彰台をかける。全中決勝も大接戦だっただけに、このラウンド最注目のカードだ。

●女子シングルス準々決勝（6回戦）の組み合わせ
上澤杏音（リベルテ）　-　原芽衣（四天王寺）　　
栗山優菜（桜丘）　-　遊佐美月（愛み大瑞穂）　
田旻一（桜丘）　-　坂崎愛華（正智深谷）　
青木咲智（四天王寺）　-　面手凜（山陽学園）　　