2023年8月22～25日、高知県の高知県立県民体育館にて第54回全国中学校卓球大会が開催される。
競技2日目は男子団体第2ステージ（決勝トーナメント）の1回戦と準々決勝が行われ、ベスト4が出そろった。
※写真は地元・明徳義塾（高知）の応援団
▼男子団体決勝トーナメント1回戦の結果
中間東（福岡） 3-2 長森（岐阜）
愛工大名電（愛知） 3-0 松徳学院（島根）
城南（石川） 3-0 安田学園（東京）
明徳義塾（高知） 3-0 浜松修学舎（静岡）
野田学園（山口） 3-0 上宮学園（大阪）
▼男子団体準々決勝の結果
中間東（福岡） 3-1 足立学園（東京）
愛工大名電（愛知） 3-1 城南（石川）
明徳義塾（高知） 3-0 明豊（大分）
野田学園（山口） 3-0 実践学園（東京）
昨年2位の中間東（福岡）は、長森（岐阜）との1回戦で1対2と追い込まれたが、4番の𠮷田侑生、5番の玉城真佑の左腕コンビが連取して逆転勝利を収めると、続く準々決勝では足立学園（東京）を3対1で下し、準決勝進出を決めた。
王座奪還を目指す愛工大名電（愛知）は、1回戦で松徳学院（島根）をストレートで下すと準々決勝で城南（石川）と対戦。2022年ホープス優勝の平塚健友に1点を奪われるが、そのほかの競り合いをしっかり物にしてベスト4を決めた。
明日の準決勝では中間東と対戦する。両校とも切れ味鋭い両ハンドを得意とする選手をそろえているだけに、目が離せない一戦になりそうだ。
快進撃を続けているのが地元高知の明徳義塾。1回戦で強敵の浜松修学舎をストレートで下すと、準々決勝で九州王者の明豊（大分）と対戦。接戦が予想されたが1番で栁本進太郎、2番で男子では珍しいバック面にツブ高ラバーを貼る長谷川琳が連取すると、3番の福永旭／中川翔太も競り勝ってストレート勝利で準決勝へ駒を進めた。明日の準決勝では昨年優勝の野田学園（山口）に挑む。地元の大声援をバックに、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。
連覇を目指す野田学園は、1回戦の上宮学園（大阪）、準々決勝の実践学園（東京）をともにストレートで下して順当にベスト4入り。競り合う試合も見られたが、要所で得点を渡さない粘り強さと試合巧者ぶりで、予選リーグから無失点を続けている。連覇に向けて状態は良さそうだ。
明日8月25日（金）の9時から行われる準決勝のカードは以下の通り。
■男子団体準決勝
中間東（福岡） - 愛工大名電（愛知）
明徳義塾（高知） - 野田学園（山口）
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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
第54回全国中学校卓球大会：https://tabletennis.zenchuu.jp/eventresult/
（取材＝卓球レポート）
