2年に1度開催されるアジアナンバーワンを決めるバタフライ第26回アジア卓球選手権大会が9月3日から10日まで韓国の平昌（ピョンチャン）で開催される。今回のアジア大会は、バタフライが卓球メーカーとして初のタイトルスポンサーを務め、運営面から設備面など大会全般のサポートを行っている。卓球レポートも現地の平昌に足を運び、熱戦の模様をお伝えしていく。
競技7日目となる9月9日は混合ダブルス決勝が行われ、林高遠／王芸迪が梁靖崑／銭天一（ともに中国）をゲームカウント3対1で下し、優勝を果たした。
▼混合ダブルス決勝の記録
林高遠／王芸迪（中国）
-4,8,9,8
梁靖崑／銭天一（中国）
混合ダブルス決勝は、2日前の準決勝で林昀儒／陳思羽（中華台北）との死闘を乗り越えて勝ち上がってきた林高遠／王芸迪（中国）と、準々決勝で黄鎮廷／杜凱琹（香港）とのゲームオールの接戦を乗り越えて勝ち上がってきた梁靖崑／銭天一（中国）との同士打ちになった。
第1ゲームは、梁靖崑／銭天一が厳しいコース取りで先制する。特に、銭天一のストレートへのコース取りが効いてペースを握るが、第2ゲームから林高遠／王芸迪が対応。王芸迪の巻き込みサービスも効いて林高遠／王芸迪が第2ゲームを逆転で奪うと、その勢いで第3、第4ゲームの競り合いを物にし、優勝をつかんだ。
敗れた梁靖崑／銭天一も優勝のチャンスを感じさせるプレーを見せたが、第2〜4ゲームの終盤で凡ミスが出てしまったのが悔やまれる。
選手専用のラウンジには軽食やカップ麺のサービスに加え、日本でも大人気のビーズクッションがズラリと並べられ、リラックスゾーンとして大人気だった。
今日から１コートのみでの進行で出場選手が少なくなったこともあり、選手の疲れを癒やす役目を終えたようだ。
卓レポX(ツイッター）でアジア卓球選手権平昌大会の熱戦を速報予定です。ぜひご覧ください！
試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
アジア卓球連合：https://asia.ittf.com/pages/39/asian%20ttc%202023_2704
国際卓球連盟（ITTF）記録ページ：https://results.ittf.com/ittf-web-results/html/TTE2773/results.html#/results
（取材＝卓球レポート）
