［国内大会］

2023年全日本卓球選手権大会（カデットの部）
13歳以下男子シングルスは立川凛が優勝

2023.11.05

　JOCジュニアオリンピックカップ2023年全日本卓球選手権大会（カデットの部）が、2023年11月3日（金）～5日（日）まで、徳島県のアミノバリューホール（鳴門県民体育館）で開催。
　大会最終日はシングルス各種目の5回戦〜決勝が行われ、13歳以下男子シングルスは立川凛（愛工大名電中）が初優勝を飾った。

【13歳以下男子シングルス優勝】立川凛（愛工大名電中）

▼13歳以下男子シングルス5回戦
原澤駿太（卓桜会栃木卓球センター）　3-2　大野颯真（木下アカデミー）
榎本潤平（華卓会）　3-0　木方瑛介（Ｔ．Ｔ彩たま）
栁本進太郎（明徳義塾中）　3-1　武田大雅（レインボー）
岡田蒼空（ＯＫＡＴＡＫＵ）　3-1　柴田洸（木下アカデミー）
山崎勇人（Ｔ．Ｔ彩たま）　3-1　吉村謙吾（ねや卓球クラブ）
立川凜（愛工大名電中）　3-2　伊藤滉弥（卓桜会栃木卓球センター）
中野純大（宇土クラブ）　3-0　原田カイジ（礼武道場）
浅里巧真（愛工大名電中）　3-0　疋野虎希（埼玉栄中）

▼13歳以下男子シングルス準々決勝
榎本潤平（華卓会）　-4,-6,10,8,11　原澤駿太（卓桜会栃木卓球センター）
栁本進太郎（明徳義塾中）　7,-10,9,2　岡田蒼空（ＯＫＡＴＡＫＵ）
立川凜（愛工大名電中）　9,6,-7,9　山崎勇人（Ｔ．Ｔ彩たま）
中野純大（宇土クラブ）　5,5,-9,-8,12　浅里巧真（愛工大名電中）

▼13歳以下男子シングルス準決勝
栁本進太郎（明徳義塾中）　8,-10,-10,10,5　榎本潤平（華卓会）
立川凜（愛工大名電中）　7,10,7　中野純大（宇土クラブ）

▼13歳以下男子シングルス決勝
立川凜（愛工大名電中）　10,9,-11,10　栁本進太郎（明徳義塾中）

　13歳以下男子シングルスは、立川（愛工大名電中）がバンビの部優勝以来4年ぶりの全国タイトルを獲得した。
　決勝は、立川が今年の全国中学校大会で敗れている栁本（明徳義塾中）との対戦。ラリー巧者の立川は、栁本の豪打に落ち着いて対応。バランスのよい攻守で主導権を握った。2対0で立川が王手をかけた第3ゲームで10-7とチャンピオンシップポイントを握ったが、立川はこのゲームをジュースで落とし、栁本が流れをつかむかと思われたが、落ち着いて第4ゲームのジュースを物にした立川が栄冠を手にした。
　2位の栁本は中学1年生とは思えないパワーで躍動。優勝には届かなかったものの、全国中学校大会3位に続いて好成績を残した。

●立川凛選手のコメント
　全中で負けた相手と決勝で当たると分かっていたので、そこでしっかり勝っててうれしいです。
　去年は1回戦で負けてしまってすごい悔しくって、中学校に上がって絶対に優勝しようと思って練習してきたので、苦しい試合でしたが、しっかり勝ちきることができてよかったです。気持ちと、全中で負けてしまったので、対策してきたのがよかったと思います。
　全部の試合でゲームを取られていて、苦しいときも多かったんですけど、苦しいときも練習を振り返って、そこから調子を上げて、決勝で自分のパフォーマンスができたのでよかったです。
　フォア前のレシーブとフォアハンドの決定力を上げたいと思ってしっかり練習してきました。自分は、自分から回転をかけてラリーで点を取るプレースタイルなので、これからは緩急を使って、ゆっくりのボールも使って相手をミスらせる卓球も少しずつ覚えていきたいと思います。
　来年の全中でベスト4に入るのが目標です。