第51回全国高等学校選抜大会が3月21~24日、山形県総合運動公園体育館で開催。
選抜大会は新学期を間近に控えた1・2年生による学校対抗の団体戦と、過去に選抜大会やインターハイ、全日本選手権大会などへの出場経験がない選手による男女シングルスが行われる大会だ。
大会2日目は、女子学校対抗の決勝トーナメント1回戦と準々決勝(2回戦)が行われ、ベスト4が出そろった。
女子学校対抗決勝トーナメント1回戦と準々決勝の結果、明日3月24日(日)の9時から行われる準決勝の組み合わせは以下の通り。
※写真は、初の4強入りを果たした桜の聖母
▼女子学校対抗1回戦決勝トーナメント
四天王寺(大阪) 3-0 青森商業(青森)
山陽学園(岡山) 3-0 土佐女子(高知)
桜丘(愛知) 3-0 進徳女子(広島)
愛み大瑞穂(愛知) 3-0 真岡女子(栃木)
武蔵野(東京) 3-2 遊学館(石川)
桜の聖母(福島) 3-1 明豊(大分)
横浜隼人(神奈川) 3-1 滋賀学園(滋賀)
留萌(北海道) 3-2 明徳義塾(高知)
▼女子学校対抗準々決勝(決勝トーナメント2回戦)
四天王寺(大阪) 3-2 山陽学園(岡山)
桜丘(愛知) 3-0 愛み大瑞穂(愛知)
桜の聖母(福島) 3-2 武蔵野(東京)
横浜隼人(神奈川) 3-1 留萌(北海道)
9連覇を目指す四天王寺は、準々決勝で山陽学園と対戦。1番で伊藤詩菜が山陽学園エースの面手凛に、4番でインターハイ王者の青木咲智が西川結に敗れてラストまで迫られたが、ラストは1年生の萩原怜奈が落ち着いて勝利し、4強に入った。
桜丘は愛み大瑞穂との愛知対決をストレートで制してベスト4進出。インターハイ2位の栗山優菜、同3位の田旻一に、カットの山室早矢らを加えた布陣は強力かつバリエーションに富んでおり、王者・四天王寺との準決勝が楽しみだ。
今大会、快進撃を見せているのが、桜の聖母。1回戦で九州王者の明豊を3対1で振り切ると、武蔵野との準々決勝ではラストまでもつれる接戦になったが、5番で左腕の久保菜々美が鼻血を出すアクシデントにも負けず、梅澤美緒をゲームオールジュースで振り切り、初の表彰台を獲得した。明日の準決勝でも快進撃が続くか注目だ。
関東王者の横浜隼人もベスト4入り。準々決勝では、1回戦で第2シードの明徳義塾を下した留萌と対戦し、留萌エースの松元菜音に1点を奪われるも、そのほかをしっかり勝ちきり、層の厚さを見せている。
▼女子学校対抗準決勝の組み合わせ
四天王寺(大阪) - 桜丘(愛知)
桜の聖母(福島) - 横浜隼人(神奈川)
(取材=卓球レポート)
詳しい記録は全国高体連卓球専門部ホームページに掲載されています。
全国高体連卓球専門部外部リンク:
https://sites.google.com/view/r05zenkoku-gt-result/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0