2024年7月18~21、岐阜メモリアルセンターで「バタフライ 第43回全日本クラブ卓球選手権大会」が開催。大会初日の7月18日は開会式と、50歳以上の部、65歳以上の部が行われた。
開会式で大会の主催者して挨拶に立った公益財団法人日本卓球協会の星野一朗副会長は、クラブ選手権は小・中学生から65歳以上までという幅広いカテゴリーがあり、健康寿命の観点からも大切だとその意義を強調。また、7月27日に始まるパリオリンピックの話題として、日本代表選手団が出発したことを紹介し、オリンピックを通じた卓球人気の高まりに期待を寄せた。
続いて、今大会を主管する一般社団法人岐阜県卓球協会の大平満会長は、全国各地から集まった選手関係者を歓迎し、日本で一番暑い岐阜県という事に触れ、熱中症等への心遣いをみせた。
今大会を特別協賛し、タイトルスポンサーを務める株式会社タマス(バタフライ)の代表取締役社長・大澤卓子は、2都県の予選会を観戦して卓球に情熱を注いで全国大会を目指す選手たちの熱い思いを感じ、歴史と権威がある今大会を後援する素晴らしさを語った。また、社員チームの出場、ラケットの廃材を有効活用したミニラケットの製作イベント実施、副賞の特製ウクレレなど、バタフライの取り組みを紹介した。
大会初日の競技は、50歳以上の部と65歳以上の部が行われ、男子はベスト8、女子はベスト4が決定した。
50歳以上の部の前回チャンピオンである男子の代々木クラブ(東京)と女子のチャイム(神奈川)、女子65歳以上の部で前回優勝したFAMILY(神奈川)は順当に勝ち上がったが、男子65歳以上の部で昨年優勝した松崎卓球(静岡)は、3回戦で清友クラブ奈良(奈良)に1対3で敗れた。
今大会の詳しい記録は公益財団法人 日本卓球協会の公式ホームページをご覧ください。
(取材=兼吉秀洋)