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全国ホープス卓球大会 女子は姚JTC(愛知)が初優勝

 2024年8月10~12日、小学生チームの日本一を決める「ロート製薬杯 第42回全国ホープス卓球大会」が東京体育館で開催。
 大会3日目(最終日)の8月12日は男女決勝トーナメント準々決勝〜決勝までが行われ、女子は姚JTC(愛知)が初優勝を飾った。

優勝 姚JTC(愛知)

決勝はペアを変えて姚(左)/真田で臨み快勝

ラストで姚がパワフルなドライブで勝利を挙げた

初優勝を決めた姚はチームメートに迎えられうれし涙

観客席の応援にも笑顔で応えた


▼女子決勝トーナメント決勝
 姚JTC(愛知) 3-2 田阪卓研(京都)
 真田 0-3 松島美○
○犬飼 3-1 松島愛
○姚/真田 3-0 稲垣/松島愛
 犬飼 0-3 松島美○
○姚 3-0 稲垣

 決勝は、2回戦でねや卓球クラブに3対2、準々決勝で卓桜会栃木卓球センターに3対1、準決勝で羽佳卓球クラブ(A)に3対2と接戦を勝ち抜いてきた田阪卓研と、6年生の姚と真田、5年生の犬飼を主軸に初の決勝に勝ち上がってきた姚JTCとの対戦となった。
 前半は松島美空、松島愛空の松島姉妹が起用され、絶対エースの姉美空が勝利。3年生ながら、落ち着いた試合運びと攻守のメリハリの利いたプレーの愛空は、5年生の犬飼に力負け。前半を1対1で折り返す。
 姚JTCはエースの姚をダブルスに起用し、これが奏功して、姚/真田が稲垣/松島愛空のサウスポーペアをストレートで破り優勝に王手。
 4番は松島美空が取り返したが、ラストの6年生対決は、パワフルなドライブで稲垣を圧倒した姚が勝利し、3年前に初出場を果たした姚JTCが念願の初優勝を飾った。

■姚JTC 真田由香コーチのコメント
「初出場が3年前だったんですけども、その時は予選リーグで負けて1勝もできませんでした。
 でもその時は今のメインの選手が4年生と3年生のチーム編成だったんですね。その時に6年生になったら絶対優勝するよっていうのをみんなで誓って、3年越しの優勝ということで、本当に嬉しいです。
 簡単な試合ではなかったんですけども、うちはやっぱりダブルスがキーになってくるかなと思ってまして、ずっと準決勝までのダブルス(真田/犬飼)は変えてなかったんですが、決勝戦で変えるかどうかということで、決勝戦のダブルス(姚/真田)が本当のうちのエースダブルスなんですけども、そうすることで、やはり今までとはちょっと違うオーダーになりましたが、それがうまくいったという感触です。
 決勝は、やはり松島美空選手がいるチームなので、こちらは挑戦者のつもりでやろうということで、姚監督のほうからも本当に気を楽にして、今までやってきたことを全て出そうということで挑みました。
 チームワークもすごく良かったと思いますし、『1人で戦っているんじゃないんだよ』ということで、応援してくれている方も全員で戦うんだよ、ということを初戦から話してやってきたので、それが実ったかなと思います。
 これから秋の全日本カデットに向けてまた頑張ります」

2位 田阪卓研(京都)

大エース松島美空擁する田阪卓研は惜しくも初優勝に届かなかった

5年生ながらエースの松島美空は決定力の高いバックハンドで勝ち点を重ねた

稲垣(左)/松島愛空は左左のダブルス

3位 新発田ジュニア卓球クラブ(新潟)

接戦を勝ち抜いて、昨年のベスト8からワンランクアップ

3位 羽佳卓球倶楽部(A)(東京)

準々決勝では村松が松島美空を破る金星を挙げたが惜しくも3位


▼女子決勝トーナメント準々決勝
姚JTC(愛知) 3-1 ピンポンハウス徳山(山口)
新発田ジュニア卓球クラブ(新潟) 3-1 T.T彩たま(埼玉)
羽佳卓球倶楽部(A)(東京) 3-0 相模原ジュニア(神奈川)
田阪卓研(京都) 3-1 卓桜会栃木卓球センター(栃木)

▼女子決勝トーナメント準決勝
姚JTC(愛知) 3-1 新発田ジュニア卓球クラブ(新潟)
田阪卓研(京都) 3-2 羽佳卓球倶楽部(A)(東京)



記録詳細は下記のページをご参照ください。
ロートカップ・第42回全国ホープス卓球大会 - 公益財団法人日本卓球協会

(取材=卓球レポート)

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