2024年8月22～25日、新潟県の新潟市東総合スポーツセンター体育館にて第55回全国中学校卓球大会が開催される。
最終日となる8月25日は男子シングルス準々決勝〜決勝が行われ、川上流星（星槎）が初優勝を果たした。
優勝 川上流星（星槎）
▼男子シングルス準々決勝の結果
川上流星（星槎） 6,9,11 大野斗真（野田学園）
伊藤佑太（星槎） 6,9,6 郡司景斗（愛工大名電）
岡本翼（星槎） 8,5,4 平塚健友（城南）
永峰佳麒（野田学園） -8,4,-8,6,6 浅見昂希（中間東）
▼男子シングルス準決勝の結果
川上流星（星槎） 6,9,3 伊藤佑太（星槎）
永峰佳麒（野田学園） -8,10,9,-9,11 岡本翼（星槎）
▼男子シングルス決勝の結果
川上流星（星槎） 5,5,7 永峰佳麒（野田学園）
1年生で優勝の可能性をささやかれながらも永峰（野田学園）に3回戦負けを喫した2年前から、大きくパワーアップして最後の全中に臨んだ川上。少しでも甘いボールには容赦のない強打で桁外れの両ハンド強打で攻めまくった川上が、3回戦で第1シードの岩井田（野田学園）に打ち勝つと、最終日は準々決勝から決勝まで1ゲームも落とさずに完勝。
決勝でも、鋭い台上バックハンド、一発で決める台ギリ強打で終始自分のペースで試合を進め、永峰に2年前のリベンジを果たした。
■川上流星選手のコメント
未だに実感が湧いていないですけど、二冠できてとても嬉しいです。
この1カ月間、自分もかなり追い込んで準備もしてきて、それがようやく達成できました。団体戦も含め結構自分ではいいプレーができたというか、完璧だったなと思います。
技術面もそうですけど、トレーニングもたくさんしてきて体格をよくしたり、練習も追い込んできて、それをいろいろな努力してきました。
決勝は1年生の時の全中で永峰選手に負けた時の因縁というか、リベンジがしたくて、今回も自分から強気で向かっていって、優勝できて、とても嬉しかったです。
今後は、世界ユースで4種目全てで金メダルを獲ることと、全日本ジュニアで優勝することです。
2位 永峰佳麒（野田学園）
2位の永峰は、長身から繰り出される両ハンドドライブで決勝に進出。準々決勝でパワフルなサウスポーの浅見（中間東）をゲームオールで破ると、準決勝でも岡本（星槎）とのゲームオールの打撃戦を制して決勝へ。
決勝もキレのあるドライブで川上に挑んだが、威力で上回る川上からラリーの主導権を奪えなかった。
3位 伊藤佑太（星槎）
団体戦決勝でも活躍した伊藤が、シングルスでも準々決勝で郡司（愛工大名電）に打球点の高い両ハンドのカウンターでストレート勝ちし、ベスト4入りを決めた。
3位 岡本翼（星槎）
パワフルでミスの少ない両ハンドドライブで、準々決勝ではカット主戦型の平塚健友（城南）をパワーボールで破りベスト4入り。最後の全中で初のベスト4入りを果たした。
試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
第55回全国中学校卓球大会：https://tabletennis.zenchuu.jp/eventresult/
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（取材＝卓球レポート）
