2月19~23日にエーレブルー(スウェーデン)でサフィール国際オープンが開催された。日本勢では男子シングルスクラス1で有延大夢(明治大)、女子シングルスクラス1で小鉢友里恵(東京富士大)が優勝を飾った。また、21歳以下男子シングルスでは15歳の龍崎東寅(JOCエリートアカデミー)が優勝を果たした。
男子シングルスエリートでは中国の徐輝が優勝。日本勢では有延、加藤悠二(駒澤大)、龍崎がベスト16に進出。
女子シングルスエリートでは張方(中国)が優勝。庄司有貴(専修大)、石川梨良(JOCエリートアカデミー/帝京)が3位、竹内嘉菜(JOCエリートアカデミー)、森田彩音(JOCエリートアカデミー/帝京)がベスト8に入賞した。
男子シングルスクラス1は、有延が優勝。準々決勝で、西村馨史(日本大)、準決勝で八木橋優(中央大)に勝利すると、決勝ではP.ゴズィーに3対0で勝利を収めた。3位には八木橋のほか、厚谷武志(専修大)が入賞。ベスト8には西村の他、阿部雄太(法政大)、高田直騎(早稲田大)が入った。
女子シングルスクラス1は小鉢が庄司とのゲームオールの白熱した戦いを制して優勝。庄司は惜しくも敗れ2位。3位に佐藤風薫(早稲田大)、荒木悠里(大正大)が入ったほか、ベスト8に富田真凛(中央大)、市川志穂(日本大)、遠藤彩樺(日本体育大)に入賞し、7人の日本選手が準々決勝に残る結果となった。
21歳以下男子シングルスでは15歳の龍崎が優勝。準決勝で厚谷に勝利すると、決勝ではゲームを先行する安定した戦いぶりを見せた。3位には厚谷、緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー)、ベスト8には硴塚将人(JOCエリートアカデミー/帝京)が入った。
21歳以下女子シングルスは日本選手がベスト8を独占。その中で庄司が優勝を飾った。決勝では小鉢にリードを許たが、粘り強く戦い、最終ゲームはジュースの末、白星を挙げた。2位に小鉢、3位に荒木、佐藤、ベスト8に遠藤、市川、荒川静香(國學院大)、加藤結有子(JOCエリートアカデミー)が入賞した。
18歳以下男子シングルスでは硴塚が決勝まで勝ち進んだ。決勝ではベリルンド(スウェーデン)に敗れ、2位となった。3位に緒方、出雲卓斗(遊学館ジュニア)が入ったほか、龍崎、加山裕(華兵ロードスカイ)が準々決勝まで勝ち残った。
16歳以下男子シングルスでは緒方が優勝。決勝までに失ったゲーム数はわずかに1と安定した卓球で頂点に立った。3位には龍崎が入賞、ベスト8には金光宏暢(JOCエリートアカデミー)が入賞した。
14歳以下男子シングルスでは浅津碧利(JOCエリートアカデミー)が優勝を飾った。決勝では競ったゲームを確実にものにして勝利を収めた。
■男子シングルスエリート
優勝 徐輝
■女子シングルスエリート
優勝 張方
※3位 庄司有貴(専修大)、石川梨良(JOCエリートアカデミー/帝京)
■男子シングルスクラス1
優勝 有延大夢(明治大)
※3位 八木橋優(中央大)、厚谷武志(専修大) ベスト8 阿部雄太(法政大)、高田直騎(早稲田大)、西村馨史(日本大)
■女子シングルスクラス1
優勝 小鉢友里恵(東京富士大)
※2位 庄司有貴(専修大) 3位 佐藤風薫(早稲田大)、荒木悠里(大正大) ベスト8 富田真凛(中央大)、市川志穂(日本大)、遠藤彩樺(日本体育大)
■21歳以下男子シングルス
優勝 龍崎東寅(JOCエリートアカデミー)
※3位 緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー)、厚谷武志(専修大)
■21歳以下女子シングルス
優勝 庄司有貴(専修大)
※2位 小鉢友里恵(東京富士大) 3位 荒木悠里(大正大)、佐藤風薫(早稲田大) ベスト8 遠藤彩樺(日本体育大)、市川志穂(日本大)、荒川静香(國學院大)、加藤結有子(JOCエリートアカデミー)
■18歳以下男子シングルス
優勝 ベリルンド(スウェーデン)
※2位 硴塚将人(JOCエリートアカデミー/帝京) 3位 出雲卓斗(遊学館ジュニア)、緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー) ベスト8 龍崎東寅(JOCエリートアカデミー)、加山裕(華兵ロードスカイ)
■16歳以下男子シングルス
優勝 緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー)
※3位 龍崎東寅(JOCエリートアカデミー) ベスト8 金光宏暢(JOCエリートアカデミー)
■14歳以下男子シングルス
優勝 浅津碧利(JOCエリートアカデミー)
今大会の記録は、国際卓球連盟(ITTF)、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp