3月20~22日に第27回アジアカップ2014が武漢(中国)で開催された。男子シングルスでは馬龍(中国)、女子シングルスでは丁寧(中国)がそれぞれ優勝を飾った。なお、日本勢では水谷隼(DIOジャパン)が3位に入賞する活躍を見せた。
男子シングルスでは馬龍が3年ぶりの優勝を飾った。予選リーグで水谷らを破った馬龍は決勝で樊振東(中国)と対戦。互いに譲らず最終ゲームまでもつれた1戦を馬龍が制した。最終ゲームはリードを許す厳しい展開ではあったが見事に逆転し、優勝に華を添えた。
日本勢では水谷が3位に入賞。予選リーグで朱世爀(韓国)らに勝利して2位通過すると、準々決勝では荘智淵(中華台北)に4対1で勝利。準決勝では樊振東に敗れたものの、3・4位決定戦では陳建安(中華台北)を4対1で破り、3位入賞を果たした。松平健太(早稲田大)は予選リーグを2位で通過したが、準々決勝で陳建安に2対4で敗れ最終順位は8位となった。
女子シングルスでは丁寧が李暁霞(中国)との同士討ちを制して、初優勝を果たした。予選リーグを順当に勝ち抜けると、準々決勝で馮天薇、準決勝でユ・メンユとシンガポール勢を破った。決勝では強打の李暁霞に対してフィジカルを生かした粘り強いプレーで、4対2で勝利を飾った。
日本勢では平野早矢香(ミキハウス)が予選リーグを3位で通過したものの、決勝トーナメント進出をかけたプレーオフで馮天薇に敗れた。石川佳純(全農)はリ・ミョンスン(朝鮮民主主義人民共和国)らに敗れ予選リーグ敗退となった。
今大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp
アジア卓球連盟:http://www.attu.org