4月10~13日、サンティアゴ(チリ)でITTFワールドツアー・チリオープンが開催され、男子シングルスで三部航平(青森山田高)、女子シングルスで前田美優(希望が丘高)が優勝、21歳以下男子シングルスでは及川瑞基(青森山田高)、21歳以下女子シングルスでは前田が2冠を達成し、全4種目で日本選手が優勝を独占した。
男子シングルスでは三部が決勝に進出し、準決勝で及川を破ったヒラベルト(アルゼンチン)と対戦。1対3の劣勢からゲームオールジュースの熱戦を制して初優勝を果たした。三部の優勝は樊振東(中国)を抜いて、ワールドツアーの最年少優勝記録を塗り替えた。
女子シングルスではベスト4を日本選手が独占した。決勝は準決勝で牛嶋星羅(正智深谷高)を破った前田と松平志穂(ミキハウス)を破った早田ひな(石田卓球クラブ)との対決となった。新旧全中王者対決は先輩の前田が4対1で軍配が挙がりワールドツアー初優勝を飾った。なお、早田は先週行われたワールドツアー・スペインオープンの平野美宇(JOCエリートアカデミー)の記録を上回り、最年少での決勝進出記録を更新した。
21歳以下男子シングルスでは決勝まで危なげなく勝ち上がった日本勢の対戦で、及川が三部を4対3で破り初優勝。21歳以下女子シングルスでは前田が平侑里香(正智深谷高)をストレートで破り2冠を飾った。
■男子シングルス
優勝 三部航平(青森山田高)
※3位 及川瑞基(青森山田高)
■女子シングルス
優勝 前田美優(希望が丘高)
※2位 早田ひな(石田卓球クラブ)、3位 牛嶋星羅(正智深谷高)、松平志穂(ミキハウス)、ベスト8 酒井春香(ミキハウス)
■21歳以下男子シングルス
優勝 及川瑞基(青森山田高)
※2位 三部航平(青森山田高)
■21歳以下女子シングルス
優勝 前田美優(希望が丘高)
※2位 平侑里香(正智深谷高)、3位 松平志穂(ミキハウス)、ベスト8 早田ひな(石田卓球クラブ)、牛嶋星羅(正智深谷高)
今大会の記録は、国際卓球連盟(ITTF)、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp