日本卓球協会は12月15日、2016年1月11~17日、東京体育館で行われる平成27年度全日本選手権大会(一般・ジュニアの部)、男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルス、ジュニア男子、ジュニア女子の全7種目のトーナメント組み合わせを発表した。
男子シングルスは歴代最多タイ8度目の優勝を狙う水谷隼(beacon.LAB)を軸に展開されるだろう。水谷を追うのが吉村真晴(愛知工業大)、丹羽孝希(明治大)、大島祐哉(早稲田大)らの大学勢や、全日本選手権で上位進出常連の吉田海偉(Global Athlete Project)、松平健太(JTB)、岸川聖也(ファースト)ら経験豊富な選手たちと見られる。このほか、各ブロックには高木和卓(東京アート)、松平賢二(協和発酵キリン)ら日本リーグ勢がシードに入っており、今大会も混戦必至のハイレベルな戦いが繰り広げられることが予想される。
女子シングルスでは3連覇を狙う石川佳純(全農)が優勝候補筆頭だ。それに対抗するのが、石川と同じくリオ五輪代表の福原愛(ANA)と見られる。昨年度は大会直前で棄権という悔しい思いをした福原だが、今大会は3大会ぶりの王座奪還に挑む。その2人を追うのが、伊藤や平野美宇(JOCエリートアカデミー)だ。昨年度は中学2年生ながら、ともにベスト8に進出したが、今年度はどのような活躍を見せるだろうか。2人のほかにも加藤美優(礼武道場)、浜本由惟(JOCエリートアカデミー/大原学園)ら同年代の選手の活躍にも注目だ。このほか、昨年度2位の森薗美咲(日立化成)や全日本選手権大会を5度制した平野早矢香(ミキハウス)らも上位進出を狙う。
誰もが手にしたい国内最高峰のタイトル。すべての種目で、ハイレベルな戦いが繰り広げられる全日本選手権大会に今年度も要注目だ。
トーナメントの組み合わせは日本卓球協会のホームページに掲載されています。
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