1月25日、バタフライ卓球道場(東京都杉並区)で「2016新春初打ち会」が開催された。らくご卓球クラブのメンバーのほか、月曜クラブに所属する落語家や歌手、漫才師、俳優、各地のレディースが参加し、ダブルス親善試合やアトラクションなどを楽しんだ。
第1部のダブルス親善試合ではチームごとに分かれた参加者が熱戦を展開。寒さを吹き飛ばす熱気あふれる戦いとなった。
親善試合後には林家こん平師匠が登場し、元気な姿を見せた。こん平師匠は挨拶でいつもの「ちゃらーん」を披露し、会場の熱がさらに高まった。
続けて行われたエキシビションマッチの第1試合では三遊亭小遊三師匠と猫ひろしさんのペア、でんでんさんとパックンさんのペアが対戦。でんでんさんとパックンさんペアは序盤から強打を次々に決めて第1ゲームを先取した。しかし、第2ゲームは小遊三師匠の巧みなプレーと猫ひろしさんの厳しいレシーブが光って第2ゲームを取り返し、試合は引き分けで終わった。
続く第2試合では、福澤朗さんとアテネオリンピックや世界選手権大会で日本代表として活躍し、全日本選手権大会でも混合ダブルスで優勝するなど、多くのタイトルを持つ新井周さんの次男・元輝くんが対戦。元輝くんは全国ホープス大会での優勝経験があり、「ちっちゃインパクト☆もとき」という芸名で漫才師としても活動している。試合は好ラリーが随所で展開されるも、勝負どころでは福澤さんがサービスからの攻撃で得点を決め、2対0で勝利。元輝くんは会場の声援を受けて粘りのプレーを見せたが、最後は福澤さんが「ジャストミート」なスマッシュで勝利を収めた。
卓球大会の後に続いて行われた第2部では歌や、落語、コント、一人芝居といったさまざまなアトラクションが開催された。大トリは三遊亭小遊三師匠、三咲順子さん、中川いづみさんの3人による演奏。参加者からアンコールがわき上がるなど最後まで歓声が鳴りやまない中、2016年新春初打ち会の幕が閉じた。
このイベントの様子は卓球レポート3月号に掲載されます。