6月8~12日にITTFワールドツアー・オーストラリアオープンが開催され、水谷隼(beacon.LAB)が男子シングルスで優勝を飾ったほか、全6種目で日本勢が優勝を果たした。
男子シングルスでは水谷が森田侑樹、神巧也(ともにシチズン)、木造勇人(愛工大名電高)らに勝利すると、決勝では李虎(シンガポール)にストレート勝ち。先週のスロベニアオープンに続く優勝を果たした。 女子シングルスでは早田ひな(希望が丘高)が優勝。ベスト8のうち日本選手が7名残った中、カット主戦型の橋本帆乃香(四天王寺高)、佐藤瞳(ミキハウス)、石垣優香(日本生命)を連破して、女子シングルスで初のタイトルを獲得した。
男子ダブルスは、森田/神が準決勝で木造/松山(愛工大名電高)の高校生ペアを完封すると、決勝でもアシャール/ルイスのフランスペアを破ってチャンピオンになった。女子ダブルスでは佐藤/橋本のカットペアが他のペアを寄せ付けないプレーで頂点を手にした。
21歳以下男子シングルスでは及川瑞基(専修大)が決勝で木造との同士打ちを制してタイトルをつかみ、21歳以下女子シングルスでは加藤美優(礼武道場)が日本選手との連戦を勝ち抜いて優勝。全6種目で日本勢がタイトルを獲得する結果になった。
そのほかの結果は以下の通り。
■男子シングルス
優勝 水谷隼(beacon.LAB)
*ベスト4 木造勇人(愛工大名電高) ベスト8 神巧也(シチズン)、及川瑞基(専修大)
■女子シングルス
優勝 早田ひな(希望が丘高)
*2位 石垣優香(日本生命) ベスト4 佐藤瞳(ミキハウス)、加藤美優(礼武道場)ベスト8 森さくら(日本生命)、橋本帆乃香(四天王寺高)、芝田沙季(ミキハウス)
■男子ダブルス
優勝 優勝 森田侑樹/神巧也(シチズン)
*ベスト4 木造勇人/松山祐季(愛工大名電高)
■女子ダブルス
優勝 橋本帆乃香/佐藤瞳(四天王寺高/ミキハウス)
■21歳以下男子シングルス
優勝 及川瑞基(専修大)
*2位 木造勇人(愛工大名電高) ベスト4 緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー/帝京) ベスト8 松山祐季(愛工大名電高)
■21歳以下女子シングルス
優勝 加藤美優(礼武道場)
*2位 森さくら(日本生命) ベスト4 芝田沙季(ミキハウス)、木原美悠(ALL STAR) ベスト8 塩見真希(四天王寺高)、皆川優香(昇陽中)
今大会の記録は日本卓球協会、国際卓球連盟のホームページに掲載されています。
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com