平成29年5月17日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで『世界卓球2017デュッセルドルフ日本代表選手団 公開練習・記者会見・壮行会』が行われた。
公開練習では、開幕まで2週間を切り、集中した緊張感の中で選手たちは汗を流した。各選手とも「70%くらいの順調な仕上がり」と語り、ここからさらにギアを上げて調整をしていく。大会本番でピークを迎え、最大限の力を発揮することを期待したい。
記者会見では、監督・選手がそれぞれ抱負を語った。
倉嶋洋介男子監督は「個人戦ですので選手それぞれがメダル獲得という目標をもっていると思います。私の中ではメダル獲得もありますが、“中国選手に勝つ”ということが1番心の中心にあります。東京オリンピックまで3年ありますが、そこに向けて打倒中国の先頭に立って日本が挑まなければいけない、そのような強い気持ちを持ってデュッセルドルフに臨みたいと思っています」と語った。馬場美香女子監督は「世界選手権では、選手たちが持てる力を発揮すること、また勝負ところでの思い切ったプレーをすることを意識しています。目標としては3種目でメダル獲得を目指します」と話した。
水谷隼(木下グループ)は、『リオオリンピックから時間がたちましたが、オリンピックからさらに進化した自分のプレーを披露してメダルを獲得したいと思います』と語り、石川佳純(全農)は『3種目に出場するので全種目でメダルが取れるよう思い切った最高のプレーをしたいと思います。』と力強い抱負を語ってくれた。
壮行会では、宮﨑義仁日本代表総監督をはじめ男女監督・選手・コーチ・スタッフが登壇。全国からかけつけた卓球関係者から激励を受けた。日本代表選手はナショナルトレーニングセンターで引き続き合宿を行い、その後ドイツへ向かい現地合宿をした後に本番を迎える!!