10月17~18日に味の素ナショナルトレーニングセンター(東京)で世界卓球2018ハルムスタッド(団体戦)女子日本代表選考会が行われた。1次選考会には20名の選手が出場し、10名ずつの総当たりリーグ戦で各リーグの上位4名の選手が12月23~24日に行われる最終選考会進出を決めた。
Aグループは森薗美月(サンリツ)、加藤美優(日本ペイント)、田代早紀(日本生命)、浜本由惟(日本生命)が最終選考会へと勝ち進んだ。森薗美月は田代、浜本に敗れたものの勝ち星を着実に重ね、7勝2敗リーグ戦を終えた。最終成績では加藤と勝敗数で並んだが、直接対決で勝利していたため、トップでの通過となった。世界卓球2017デュッセルドルフ代表の加藤は2位で最終選考会に進出。森薗と同じく7勝2敗と好成績を残した。世界卓球2014東京で日本代表メンバーとして戦った田代は1位通過の森薗美月を破るなど、6勝3敗で3位に入った。世界卓球2016クアラルンプールの団体メンバーとして戦った浜本は6勝3敗で4位に入り、最終選考会へと名乗りを挙げた。
Bグループは早田ひな(日本生命)、長﨑美柚(JOCエリートアカデミー)、芝田沙季(ミキハウス)、森さくら(日本生命)が最終選考会進出を決めた。早田は9勝0敗と全勝で首位通過。9試合中4試合がフルゲームにもつれたが接戦をものにした。早田に続いて2位に入ったのが長﨑。長﨑は芝田、森を3対2で破るなど、上位に入った選手から勝ち星を挙げて6勝3敗で最終選考会へと勝ち進んだ。芝田は6勝3敗で3位に入賞。世界卓球2014東京の日本代表メンバーの森も6勝3敗で4位に入り、最終選考会進出を果たした。各リーグの最終成績は以下の通り。
【Aグループ】
1位 森薗美月(サンリツ)
2位 加藤美優(日本ペイントホールディングス)
3位 田代早紀(日本生命)
4位 浜本由惟(日本生命)
5位 森薗美咲(日立化成)
6位 笹尾明日香(横浜隼人高校)
7位 前田美優(日本生命)
8位 成本綾海(中国電力)
9位 塩見真希(四天王寺高校)
10位 梅村優香(四天王寺高校)
【Bグループ】
1位 早田ひな(日本生命)
2位 長﨑実柚(JOCエリートアカデミー)
3位 芝田沙季(ミキハウス)
4位 森さくら(日本生命)
5位 加藤杏華(十六銀行)
6位 松澤茉里奈(十六銀行)
7位 安藤みなみ(専修大学)
8位 木原美悠(JOCエリートアカデミー)
9位 小塩遥菜(石田卓球クラブ)
10位 山本怜(中央大学)
詳細は下記のホームページに掲載されています。
公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp/