10月20~22日までリエージュ(ベルギー)で開催中の男子ワールドカップ。日本時間の19時から行われた決勝トーナメント1回戦には水谷隼(木下グループ)と丹羽孝希(スヴェンソン)が出場し、ともにベスト8進出を決めた。
水谷はアルナ(ナイジェリア)と対戦。アルナとは初対戦になる水谷だったが、序盤からサービスでアルナのレシーブを崩すなどゲームの主導権を握ると、ラリーではアルナのバックサイドを的確に攻める戦術で4対0と完勝。爆発力のある相手を寄せ付けずベスト8入りを決めた。水谷は準々決勝でS.ゴズィー(フランス)と対戦する。
丹羽は李尚洙(韓国)と対戦。出足で2ゲーム連取とゲームを先行した丹羽。続く第3、第4ゲームを落としたものの第5、第6ゲームは再び丹羽のペースで試合を進めてゲームカウント4対2で勝利を収めた。
このほか、馬龍、林高遠ら中国勢が順当に勝ち上がりを決めた。馬龍は準々決勝で丹羽と対戦する。シード選手が順当に準々決勝進出を決める中、予選リーグから勝ち上がったシバエフ(ロシア)はシードの荘智淵(中華台北)に勝利し、ベスト8進出を決めた。決勝トーナメント1回戦の結果は以下の通り。なお、決勝トーナメント準々決勝は日本時間22日の1時30分から始まる。
<決勝トーナメント1回戦>
馬龍(中国) 7,-7,8,8,4 O.アサール(エジプト)
丹羽孝希(日本) 5,10,-8,-2,6,9 李尚洙(韓国)
林高遠(中国) 3,-10,9,5,5 フレイタス(ポルトガル)
ボル(ドイツ) 10,8,5,11 ツボイ(ブラジル)
水谷隼(日本) 6,7,6,7 アルナ(ナイジェリア)
S.ゴズィー(フランス) -9,4,11,7,9 丁祥恩(韓国)
シバエフ(ロシア) 10,-9,9,9,-5,9 荘智淵(中華台北)
オフチャロフ(ドイツ) 4,5,11,-10,6 コウ・レイ(ウクライナ)
<決勝トーナメント準々決勝>
1:30~ 馬龍(中国) 対 丹羽孝希(日本)
2:15~ 林高遠(中国) 対 ボル(ドイツ)
3:00~ 水谷隼(日本) 対 S.ゴズィー(フランス)
3:45~ シバエフ(ロシア) 対 オフチャロフ(ドイツ)
詳細は下記のホームページに掲載されています。
国際卓球連盟(ITTF)2017男子ワールドカップ:https://www.ittf.com/tournament/2778/liebherr-mens-world-cup