関東学生卓球連盟は平成29年度関東学連・年間優秀選手賞を決定し、3月3日に専修大学・神田校舎で男女各上位3名を表彰した。この賞は1年間で最も優秀な成績を挙げたと思われる同連盟所属の選手に贈られるもので、対象期間は平成28年度全日本選手権大会後から平成29年度全日本選手権大会まで。平成29年度全日本大学総合選手権大会(個人の部)または全日本学生選抜選手権大会に出場した選手計199名による投票の結果、男子1位は森薗政崇(明治大)、女子1位は安藤みなみ(専修大)がそれぞれ受賞した。
男子1位の森薗は世界卓球2017デュッセルドルフ男子ダブルスで同種目48年ぶりの銀メダルを獲得したほか、全日本大学総合選手権大会(個人の部)男子シングルスで優勝するなど、国内外で活躍を見せた。
2位には1月の全日本選手権大会で初のランク入りを果たした田添響(専修大)、3位には関東学生リーグで10勝2敗の好成績を収め、4年間通算で40勝を記録した田添健汰(専修大)が選出された。
女子1位の安藤はユニバーシアード競技大会の団体戦で決勝進出、女子ダブルスでベスト4、混合ダブルスで決勝進出と、各種目で好成績を収めたほか、全日本大学総合選手権大会(個人の部)の単複で頂点に立った。
2位には全日本大学総合選手権大会(団体の部)で2連覇に貢献し、2年連続で殊勲賞を受賞した阿部愛莉(早稲田大)、3位には全日本大学総合選手権大会(個人の部)で決勝に進出した奥下茜里(日本大)が選出された。
受賞選手と今年度の主な戦績は以下の通りとなっている。
【男子】
1位 森薗政崇(明治大4年)
<今年度の主な戦績>
世界卓球2017デュッセルドルフ 男子ダブルス銀メダル
ユニバーシアード競技大会 男子団体2位・男子シングルス優勝(2連覇)・男子ダブルス優勝
全日本選手権大会 男子シングルス3位・混合ダブルス優勝
全日本大学総合選手権大会(団体の部) 男子殊勲賞
全日本大学総合選手権大会(個人の部) 男子シングルス優勝・男子ダブルス2位
2位 田添響(専修大3年)
<今年度の主な戦績>
全日本選手権大会 男子シングルスベスト16
関東学生選手権大会 男子シングルス優勝
3位 田添健汰(専修大4年)
<今年度の主な戦績>
世界卓球2017デュッセルドルフ 混合ダブルスベスト8
関東学生リーグ戦 シングルス年間10勝2敗(4年間通算40勝12敗)
【女子】
1位 安藤みなみ(専修大3年)
<今年度の主な戦績>
ユニバーシアード競技大会 女子団体2位・女子ダブルスベスト4・混合ダブルス2位
全日本選手権大会 女子シングルスベスト16
全日本大学総合選手権大会(個人の部) 女子シングルス優勝・女子ダブルス優勝
2位 阿部愛莉(早稲田大3年)
<今年度の主な戦績>
全日本大学総合選手権大会(団体の部) 女子殊勲賞(2年連続2回目)
全日本学生選抜選手権大会 女子シングルス優勝
3位 奥下茜里(日本大2年)
<今年度の主な戦績>
全日本大学総合選手権(個人の部) 女子シングルス2位・女子ダブルス3位
関東学生リーグ戦 シングルス年間10勝3敗
同賞に関する記事は以下のホームページに掲載されています
関東学生卓球連盟 http://kanto-sttf.jp