世界卓球の出場数に関して、大きなニュースが飛び込んできた。
国際卓球連盟は、世界卓球2018ハルムスタッドの期間中に開催した理事会で、2021年以降の世界卓球に関して、出場数を見直す方針を固めた。現在行っている形の世界卓球を「ファイナル(finals)」と呼び、出場数は以下のように設定するそうだ。
■世界卓球2021(個人戦)の「ファイナル」の出場数
男女シングルス 各128名
男女ダブルス 各64ペア
混合ダブルス 128ペア
■世界卓球2022(団体戦)の「ファイナル」の出場数
男女団体 各32チーム
「ファイナル」への出場者を決めるために、世界各地で予選会が行われることになる。具体的な方法については、来年、世界卓球2019ブダペストの期間中に開催する国際卓球連盟理事会で検討するそうだ。
今回の方針について、国際卓球連盟は「予選会の参加者を含めると、結果的に現在の世界卓球よりも多くの選手が大会に参加することになる」と述べている。とはいえ、「ファイナル」だけを見るならば、これまでの世界卓球よりも出場枠は減ることになる。
文=川合綾子