今夏のインターハイが中止されることが4月26日に決まった。卓球競技は8月10~15日に岩手県奥州市で開催される予定だったが、中止となった。
インターハイ中止の報を受け、愛工大名電高校の今枝一郎監督はこう述べた。
「大変残念ですが、今は致し方ないと思います。中止は妥当な判断だと思います。
選手たちについては、特に高校3年生がかわいそうですね。自分たちが主役の2大大会が中止になったわけですから......
でも、卓球人生が終わったわけではありませんので、自己新記録を目指して、これからも日々努力してほしいですし、卓球が再開できたら今まで以上に感謝の気持ちを持って臨んでもらいたいです」
愛工大名電高校はインターハイ男子学校対抗で4連覇しているほか、全国高等学校選抜卓球大会でも5連覇していたが、2020年はどちらの大会も開催されないことになった。
また、インターハイ中止の報を受け、昨年のインターハイ男子学校対抗で決勝に進んだ野田学園高校の橋津文彦監督はこう述べた。
「インターハイが中止となり、今の状況を考えると仕方ないと思いますが、本当に寂しいです。特に、高校3年生の気持ちを考えると、つらくなります。
先ほど、名電の今枝先生にLINEで、コロナが終息したら生徒のために試合をしてほしいとお願いしたところ、快く賛同してくださいました。
すぐに気持ちを切り替えることは難しいのですが、今は最善の感染予防を心掛け、前向きに進んでいきたいと思います」
[国内大会(トピックス)]
インターハイ中止
「大変残念だが、これからも自己新記録を目指して努力を」と今枝監督
2020.04.27
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