国際卓球連盟(ITTF)執行委員会は2020年6月23日に会議を行い、世界卓球選手権釜山大会(団体戦)や男女ワールドカップ、20121年世界卓球選手権ヒューストン大会(個人戦)などについて検討した。主な決定は次の通り。
●世界選手権釜山大会(団体戦)を2021年の早い時期へ延期することについて組織委員会と合意した。正確な日付は次回の執行委員会会議で決定する。
●2020年のITTF大会は、当初予定していたような国際オープン大会の開催が困難なため、代替大会を開催する可能性を探っている。新型コロナウイルスの感染拡大がまだ続いており、状況が改善するまで詳細は決定できない。
●男女ワールドカップの開催可否は状況を注視して検討する。
●2021年の世界卓球選手権ヒューストン大会(個人戦)は、釜山大会の日程が確定していない状況では、もともと予定していた日程(2021年6月17~26日)での開催は不可能なため、別の選択肢を探っている。
●2020年の年次総会を、2020年9月28日にオンラインで開催する
なお、次回のITTF執行委員会の会議は2020年7月10日に開催される予定だ。