2021年2月15~23日に開催されたインド卓球選手権大会の男子シングルスで、グナナセカランが初優勝を遂げた。決勝ではアチャンタを4-2で下した。グナナセカランはこれまでに3度決勝に進みながら優勝することができなかったが、とうとう悲願の初優勝を果たすことができた。
「数カ月前からフォア面にディグニクス09Cを使用していますが、この大会ではディグニクス09Cに助けられました」とグナナセカラン。
グナナセカランといえば、Tリーグの岡山リベッツのメンバーでもある。昨年12月にはTリーグでシングルス6試合、ダブルス3試合を戦った。
Tリーグ参加のため来日した際に、グナナセカランはインド卓球選手権大会への思いを話していた。この大会が全日本卓球選手権大会のように、国内で非常に重要な大会として位置づけられていること。これまで決勝で敗れていて、今度こそ優勝したいと思っていること。ついに念願の初優勝を遂げたグナナセカランに拍手を送りたい。
※文中敬称略
※写真はグナナセカラン(右)とコーチのラマン氏